学生の窓口編集部

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12月21日放送、「私の何がイケないの?」では、急増する空き家問題について。

いとうまい子は、18歳で名古屋から上京して芸能界デビューし、両親と兄弟も上京して実家が空き家になったことで悩んでいるという。築42年で外観は高級感がただようが、中は玄関の床が腐り、天井は白カビ、鉄骨むき出しで廃墟状態になっている。

いとうまい子は、いつかまた家族と暮らしたいと維持してきたが、東京で住み慣れて姉妹、30年が経過してしまったという。年間維持費は16万円。固定資産税が主だ。

これは、空き家対策特別措置法によって、周囲に危険を及ぼす可能性のある特定空き家に指定されれば、固定資産税は最大6倍になる恐れがある。

現在、全国で空き家が放置され問題となっている。倒壊の恐れがある空き家がこれまで放置されてきたのは、更地にするよりも空き家で維持しておいたほうが、固定資産税が1/6になるという現行制度が関係がある。そのため、倒壊の恐れや衛生上問題のある特定空き家の所有者に対して、自治体が撤去や修繕を勧告・命令できるようになった。勧告を受けると固定資産税の優遇を受けられなくなる。違反したら50万円以下の罰金で、強制撤去も可能となった。

そのまま放置すれば倒壊等、著しく保安上危険となる恐れのある状態や、そのまま放置すれば著しく衛生上問題がでる恐れのある状態、適切に管理されていないことにより景観を損なっている場合、その他放置すれば生活環境の保全を図るために不適切である状態を、特定空き家として定め、自治体からの指導勧告ができるようになった。

空き家の定義は、一年間を通じて居住の実態がないもの、人の出入りの有無、電気ガス水道等の使用状況、登記や住民票の有無や所有者の主張から、空き家と判断するようだ。

「空き家対策特別措置法」は2015年5月26日に完全施行され、多くのメディアで取り上げられた。実家などをそのまま放置し、長年固定資産税だけを払い続けてきたいとうまい子のようなケースは全国にあるものと考えられる。全国の空き家を放置し続けた結果が、今の危険な空き家問題となっているのだ。倒壊の恐れや衛生上の問題、また防犯面などでもトラブルを起こしがちな空き家が、この施行で一気に解決に向かうものと見られている。