◆ どん底からの再スタート43試合で打率.148、契約更改では1億3000万円減、来年38歳。それが約1年前の中島宏之の置かれた立場である。19年にオリックスから原巨人へ移籍するも、打撃不振で二軍降格も経験するなどまったく結果を残せなかった。年齢を考えれば、切実に終わりが見えてくる成績だ。野手史上最大となる87%の大幅減俸でのチーム残留にも「来季の年俸2000万円でも中島を使うぐらいなら若手を使え」なんて厳しい声が