1日深夜放送のTBS「カタリダス MAKE IT GREAT」には、放送作家で作詞家、AKB48のプロデューサーとしても知られる秋元康氏が出演。「AKB48はなぜ売れたのか?」をテーマに、持論を展開した。

「よく分からない。分かってたら、どんどんどんどんヒットが生めるわけですから」と前置きした秋元氏だが、「ただ、時代が変わってきた時に、丁度タイミングが合ったんだろうなと思いますよね。皆さんも感じていると思うんですけど、凄く細分化されている。細分化されて、自分が好きなことにピタッと刺さった時に、モノはヒットするんだと思う」と語った。

また、「多分、AKB48も秋葉原に専用劇場を持って、アイドルが好きでパフォーマンスが好きな方。この人達に本当に刺さってほしい、そういう願い。劇場オープンの時は、7人しかいませんから。7人が14人になり、28人になり。少しずつ増えていった結果だと思うんですよ。つまり、ヒットするってことは、今の時代ですよ、最大公約数で子供からお年寄りまで、皆がワッと飛びつくようなモノではなくて、ここの人達だけが凄い楽しんでいるものがじわじわと広がる」と解説。次の場面では、努力1%、才能1%、運98%と示し、「番組を面白くしようと思って“運”ですよ」と苦笑しつつ、その後も秋本氏が考える“夢の叶え方”を力説した。