カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で男を逮捕 かけ子29人がいた拠点のオーナーか
カンボジア・ポイペトを拠点とした特殊詐欺事件。拠点の「オーナー」とみられる男がタイから移送され、先ほど逮捕されました。
両脇を抱えられ、力なく歩く男。佐々木裕介容疑者(38)です。
佐々木容疑者は、カンボジア・ポイペトにある特殊詐欺の拠点で「かけ子」や指示役らを束ねていたオーナーとみられています。
記者からの問いかけにも無言で、うつむいたまま、空港へと移送された佐々木容疑者。
警察は先ほど、日本の領空内で佐々木容疑者を組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕しました。
去年2月、カンボジアの拠点から警察官を装ったうその電話をかけるなどして茨城県つくば市の女性から現金3000万円あまりをだまし取った疑いが持たれています。
カンボジア拠点の特殊詐欺グループをめぐっては去年8月、愛知県警はカンボジアで「かけ子」をしたとして10代から50代の日本人29人を摘発。
拠点では、パスポートを取り上げられ、成績が悪いかけ子に対してはライターで鼓膜を焼かれたり、スタンガンを体に当てられたりなどの“罰”も横行していたことが明らかになっています。
この拠点に関連した特殊詐欺被害は数十億円以上にのぼるとみられ、警察が実態解明を進めています。
