NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の公式Xより

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NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の5月31日の放送で、主演を務める仲野太賀の父で俳優の中野英雄がサプライズで登場し、視聴者を驚かせている。

中野英雄が登場したのは、第21回「風雲!竹田城」だ。竹田城主・太田垣輝延役を演じ、息子である仲野太賀が演じる豊臣秀長(小一郎)と対峙(たいじ)した。クライマックスには小一郎が太田垣を殴るシーンもあり、SNSで話題となった。親子の共演というだけでもサプライズだが、息子が父親を殴るという演出に驚きを隠せなかった視聴者は多いようだ。

親子共演で反響を呼んだ第21回だが、同作では、すでに親子の共演で話題となったことがある。俳優の奥田瑛二と、同じく俳優で娘の安藤サクラだ。奥田が演じたのは、美濃斎藤家に仕えていた慶の亡夫の父である堀池頼昌。安藤は「語り」での出演のため直接の絡みはなかったが、父娘の共演ということで話題となった。

親子共演は過去にもあった。1999年の「元禄繚乱」では、中村勘九郎(当時)と中村七之助が共演している。七之助は後にNHKのインタビューで、テレビでの演技が初めてであったことや、父の指導が厳しかったことなどを明かしている。

また、2022年の「鎌倉殿の13人」では、俳優の佐藤浩市と同じく俳優で息子の寛一郎が出演。同一のシーンはなかったが、同作で親子であることを知った視聴者もいたようで話題となった。

近年のNHK大河ドラマでは、視聴率の低迷が課題となっている。2025年の「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の年間を通じた平均世帯視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)で歴代ワースト2位を記録。1位は2019年の「いだてん~東京オリムピック噺~」の8.2%となっている。

最も視聴率が高かった1987年の「独眼竜政宗」の39.7%と比べると大きく視聴率を落としている。テレビ離れが進んでいる現在は、以前のようにドラマの内容だけで勝負するのは難しい。今回のようなサプライズ演出は、視聴率低迷を打開するための話題づくりの側面が大きいようだ。

前回同様、サプライズ出演はSNSで話題となった。近年は事前告知なしの出演が相次いでいることから、今後もこの傾向は続いていくとみられている。