“驚異の嗅覚”警察犬セレスティオ号 目撃情報とは真逆の方向へ…行方不明者をスピード発見 2度目のお手柄
人間の先入観を覆したのは、10歳のベテラン警察犬が誇る“驚異の嗅覚”でした。
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2度目のお手柄、高齢男性を救う
大分県別府市内で行方不明になっていた80代男性を無事発見したとして、別府警察署は20日、嘱託警察犬の「セレスティオ号」(オスのジャーマンシェパード・10歳)に感謝状を贈呈しました。
セレスティオ号による人命救助は、今回で「2度目のお手柄」です。
目撃証言とは真逆の方向へ
男性が行方不明になったのは4月7日。現場には事前に「別府駅周辺で男性を見た」という知人からの目撃証言が入っていました。
しかし、衣服の匂いを頼りに出動したセレスティオ号が進んだのは、駅とは全く反対方向の国道10号。周囲の予想とは違うルートながらも匂いを追い続け、警察の認知から3時間半後、そしてセレスティオ号の出動からは、わずか1時間というスピードで見事に男性を無事に発見しました。
セレスティオ号には20日、ご褒美として大好物のささみジャーキー400グラムが贈られました。
指導士の冨成さんは「性格は甘えん坊ですが、普段通りよくやってくれた」と相棒を称賛。また、「直轄警察犬だけでは足りない。民間委託の警察犬が増え、若い人がどんどん出てきて親身になってやってほしい」と、民間嘱託犬の重要性と後進への期待を語りました。
「爆発物捜索」東京五輪の警備も経験
セレスティオ号はかつて、東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーでも警備犬を務めたほどの実績を持つベテランです。
本来は「爆発物捜索」を得意としていますが、週2回・1時間の訓練を地道に重ね、2026年に入ってからはすでに3件の現場に出動するなど、捜索救助でもその高い能力を発揮しています。
感謝状の贈呈は、2024年12月に高齢男性を発見したとして表彰されて以来、これで2件目となります。
ご褒美のジャーキーをパワーに変えたベテランヒーローの、さらなる活躍が期待されます。
