Arianespace(アリアンスペース)は日本時間2026年4月30日に「Ariane 6(アリアン6)」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたAmazonの衛星32機は、無事に軌道へ投入されたことがArianespaceとAmazonから発表されています。


打ち上げに関する情報は以下の通りです。


打ち上げ情報:Ariane 6(VA268 / LE-02)

・ロケット:Ariane 6(Ariane 64)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年4月30日17時57分
・発射場:ギアナ宇宙センター(フランス領ギアナ)
・ペイロード:Amazon Leo(アマゾンレオ)の通信衛星(32機)


Amazon Leoは、Amazonの衛星インターネット通信サービス、および同社の衛星コンステレーションの名称です。以前は「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」というコードネームで呼ばれていました。


今回のミッション「LE-02(Leo Europe 02)」は、Ariane 6による2回目のAmazon Leo打ち上げです。Amazon公式のミッション一覧では、Amazon Leoのフルスケール展開ミッションとしては通算11回目にあたり、軌道に投入された衛星は300機を超えました。Amazon Leoの衛星コンステレーションは、3200機以上で構成される計画です。


Ariane 6について

2024年7月に初飛行したAriane 6は、2023年7月まで運用されていた「Ariane 5」の後継にあたるヨーロッパの大型ロケットです。


Ariane 6には、固体燃料ロケットブースター「P120C」を2基装着する「Ariane 62」と、4基装着する「Ariane 64」の2種類の構成があります。今回の打ち上げでは、4基のブースターを備えたAriane 64が使用されました。


機体は、1段目に「Vulcain 2.1」エンジン1基、2段目に再着火可能な「Vinci」エンジン1基を搭載しています。ESAによると、低軌道への打ち上げ能力はAriane 62が約10.3トン、Ariane 64が約21.6トンです。


今回のミッションはAriane 6にとって通算7回目、そのうち「Ariane 64」としては2回目の飛行となります。また、アリアンスペースにとっては通算360回目、2026年に入ってから2回目の打ち上げでした。同社はAmazon Leoの打ち上げを全18回受注しており、今回はその2回目にあたります。


関連画像・映像

【▲ 打ち上げを前にギアナ宇宙センターの射点に立つ「アリアン6」ロケット(Credit: Arianespace)】
【▲ ギアナ宇宙センターから打ち上げられた「アリアン6」ロケット(Credit: Arianespace)】

 


文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部


関連記事ロケット打ち上げ情報世界の主要ロケット一覧世界のロケット打ち上げ推移(1957〜2025)ULAが「アトラスV」で6回目のAmazon Leoミッションを実施 衛星29機を打ち上げ参考文献・出典Arianespace - Arianespace successfully launches another 32 Amazon Leo satellites with Ariane 6ESA - Another one: Ariane 6 flies with four boosters once more Space.com - Europe's powerful Ariane 6 rocket launches 32 Amazon internet satellites to orbit Go4Liftoff - Ariane 64 | Amazon Leo (LE-02)