台湾の政府機関、中国の地図アプリAMap利用禁止 5月にもリスク評価結果公表へ
AMapは街並みを3次元(3D)で表示する他、交通信号機の残り時間を表示する機能も備える。
また行政院(内閣)の李慧芝(りけいし)報道官は行政院院会(閣議)後の記者会見で、警戒を強めるよう求め、安全面に懸念のある中国製アプリをダウンロードしないよう呼びかけた。
数発部資通安全署の蔡福隆署長は、中国の法規では、中国政府は企業データを取得する権限を持ち、国民もこれに協力する義務があると指摘。AMapを利用した際の位置情報や行動履歴は中国のサーバーに送信され、収集、利用される可能性があるとして、アプリの利用を控えるよう呼びかけた。
顧立雄(こりつゆう)国防部長(国防相)も報道陣の取材に対し、国防部(国防省)も数発部の方針に従うとし、安全面に懸念があるとされるソフトウエアのダウンロードと利用を禁止し、軍内に通達すると語った。
交通信号の残り時間の表示について交通部(交通省)は、情報は提供していないと説明。位置情報や車両の走行速度、信号待ちの時間などのビッグデータを利用して算出されたものだと指摘した。
(頼于榛、高華謙、陳俊華、王揚宇/編集:齊藤啓介)
