アニメ「ダンダダン」の成功要因 「映画館と音楽の組み合わせがユニーク」

ブロガーの徳力氏が自身のYouTubeチャンネルで、アニメ「ダンダダン」の世界的ヒットについて語った。動画タイトルは「アニメ『ダンダダン』の世界での大ヒットに学ぶ、配信と映画と音楽の掛け算の可能性」。徳力氏は、Yahoo!ニュースに寄稿した記事を基に、アニメ「ダンダダン」がNetflixで世界中で大ヒットした要因を探った。

徳力氏は「ダンダダン」は少年ジャンププラスで連載されたオカルト系漫画であり、個人的にもお気に入りの作品だと語る。「コマの書き込みがすごく、アニメ化で見事に再現された」とその魅力を強調した。そして、Netflixのレポートによると、2022年下半期には1,960万ビューを記録し、Netflix作品全体で38位、さらに日本初の作品として同期間中では1位に輝いたことを紹介した。

「ダンダダン」のヒットの理由について、徳力氏は「音楽と映画館の上映がユニークだった」と分析する。主題歌を手掛けたのはクリーピーナッツであり、その楽曲「オトノケ」はビルボードジャパンの日本楽曲の海外ランキングで20週連続1位を記録するなど、世界的に人気があるという。また、アメリカではアニメの1話から3話を映画館で先行上映しており、これが話題作りに貢献したと説明。この取り組みは「コアファンを引き付け、その口コミ効果でさらに話題が広がった」と述べた。

動画の締めくくりとして、徳力氏は「ダンダダン」はシーズン2が7月から始まる予定であり、今後さらにグローバルでファンが増える可能性があると期待を寄せた。