トヨタ クラウン、121台に前照灯異常のおそれ

今回対象となるのは先代の14代目クラウン

トヨタは2022年6月29日、前照灯を想定を超えて長時間点灯し続けると、バルブからの熱と紫外線により反射板のアルミ蒸着が剥離することがあるとして、国土交通省にリコールを届け出たことを発表しました。市場からの情報によるものとし、現在の不具合や事故の発生はないと伝えられています。

リコールの対象となるのは2012年(平成24年)12月24日~2015年(平成27年)9月4日に生産されたモデル。製作期間は購入した時期と一致しないので、必ず確認するようにしてください。

トヨタは、所有する車種が該当する場合は速やかに点検・修理を受けるよう伝えています。これらの対応は2022年6月30日より随時行われるとのことです。

自身の所有する車が対象車両かどうかは、リコール等情報対象車両検索で確認できます。

自分の車がリコール対象だった場合、最寄りの取り扱い販売店へ来店日時を予約し、点検・修理を受ける必要があるとのこと。修理代などは無料で、費用などは発生しません。

トヨタ クラウンの不具合の状況

クラウンの前照灯において、タクシー用途等で使用する際、想定を超えて長時間点灯し続けると、バルブからの熱と紫外線により反射板のアルミ蒸着が剥離することがあるとのこと。

そのため、そのまま使用を続けると、集光不足となり、光度が徐々に低下し、最悪の場合、保安基準第32条(前照灯の基準)の基準を満たさなくなるおそれがあるようです。

これをうけてトヨタは、全車両において、問題のあるパーツを交換するという対策を講じます。

不具合発生箇所と改善方法

不具合発生箇所 灯火装置(前照灯) 改善方法 全車両において
・前照灯の反射板を対策品に交換
・レンズを新品に交換

問題がある箇所と対応方法は以下の図で公表されています。

出典:国土交通省

対象となる車両情報

冒頭でも説明した通り、リコール対象となるのは以下の期間に生産された車両です。仮に所有する車がこの期間中に生産されていた場合、下の型式や車台番号なども参照してください。

開始 2012年(平成24年)12月24日~ 終了 2015年(平成27年)9月4日

リコール対象車が含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれているとのこと。詳細はお買い求めの販売会社までお問い合わせ下さい。

型式や車台番号、生産台数などは以下の表のとおりです。

型式 対象車が含まれる車台番号 対象車の台数 DBA-GRS210 GRS210-6000713~
GRS210-6017355 16台 DBA-GRS211 GRS211-6002532~
GRS211-6006164 6台 DAA-AWS210 AWS210-6000256~
AWS210-6095657 91台 DAA-AWS211 AWS211-6000293~
AWS211-6005616 8台

対象車種かどうかの確認方法

すでに型式や車台番号を把握している場合、トヨタのリコール対応ウェブページより、対象かどうかを確認することができます。

わからない場合、以下の方法で確認してください。

■型式と年式を確認する方法

車検証(画像は軽自動車のもの)

車の型式と年式を確認するには、車検証を用意する必要があります。

型式の確認は車検証の「型式」という項目がそのまま記載されているので分かりやすいです。

一方で年式は、「初度登録(検査)年月」という項目がそれに該当します。

■車台番号を確認する方法

車台番号(車体番号)とは、自動車や原動機付自転車の車台部分に打刻されている、車両にとって固有の識別番号になります。

今回対象となるトヨタ クラウンの車台番号を確認する手順は2通りあります。それぞれを説明します。

・車検証で確認する

出典:https://www.toyota.co.jp/

車検証が手元にある場合は、そこから車台番号が確認できます。画像の位置に記載されています。

・車体の刻印で確認する

車台番号は、車検証のほかにも車体本体に刻印されています。

車台番号に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。