飯島直子、『相棒』元日SPで反町隆史の姉役に!“シリーズ史上最難級”ミッションをもたらす

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「season20」という節目を迎えたドラマ『相棒』。2006年以来、毎年元日の夜にスペシャルを放送してきたが、2022年も元日スペシャルを放送することが決定した。

反町隆史演じる冠城亘が今シーズン最終話をもって卒業することはすでに発表されているが、杉下右京(水谷豊)と亘の二人で謎に挑む元日スペシャルは今作がラストとなる。

今回はなんと、冠城亘(反町隆史)の美しき姉・冠城由梨というキャラクターが初登場! 由梨が保護した記憶喪失の男をめぐって、幾重もの謎が連なっていくことに。

さらに、スペシャルにふさわしく、豪華ゲスト陣が参戦。イッセー尾形、片岡孝太郎、飯島直子という実力派キャストたちが、ドラマに厚みをもたらしていく。

◆名優・イッセー尾形が記憶喪失の男に!

物語は年の瀬、亘のもとに姉・由梨の連絡が舞い込んだところから動き出す。

前夜、小学6年生の二人の男の子・早瀬新と峰岸聡が、公園で泥だらけの初老の男を発見。近くの教会でボランティア活動をしている由梨たちが保護したものの、湊は記憶喪失らしく、湊健雄という名前以外、何も覚えていないことが判明する。

湊を家に帰してあげたいという由梨の頼みを受け、特命係の二人は彼の素性を探りはじめるが、新と聡が大人に隠していた“ある秘密”を発端に殺人事件が発生。事態は複雑に入り組んだまま、なんと政界まで波及していくことに。

記憶喪失の男・湊健雄を演じるのは、海外からの評価も高い“名優”イッセー尾形。名前以外の記憶をなくしているにもかかわらず尊大な態度を崩さない謎の男・湊を、卓越した演技力で体現する。

尾形は「初老男と小学6年生の奇妙な出会い」が物語のハイライトになっていると話し、「あの“杉下”さん、“冠城”さんが目の前にいるんですから、まるで現場は飛び出すテレビのようでした(笑)。スタッフのみなさんもプロフェッショナルでして、スパンスパンとストライクが入るようなカットの連続に爽快感がありました!」と現場での感動体験を明かす。

湊はいったい何者なのか? その真の姿が明かされるとき、見る人すべてに衝撃が走る!

◆片岡孝太郎、巨大な影響力をもつ与党政調会長に!

また、歌舞伎界の新世代を担う女方であり、映像作品でも活躍の幅を広げる片岡孝太郎は、物語の背後に見え隠れする与党政調会長・袴田茂昭を凄みたっぷりに演じる。

片岡は「オファーをいただいたときは、まず“ドラマですか?何年ぶりだろう…”という思いが浮かび、その直後、作品名を確かめて“『相棒元日SP』!?本当?”と驚きました」と出演が決まったときの衝撃と喜びを告白。

「右京さんは最後、大物への大きな賭けに出ます。はたして正義が勝つのか、悪が勝つのか…新しい裏の長との対決をお楽しみに!」と意味深な呼びかけでみどころをアピールする。

◆姉・由梨を演じる飯島直子、水谷豊と10年ぶり&反町隆史と16年ぶり共演

はからずも特命係を大きな事件へ導くこととなる亘の姉・由梨はピアノ教師のかたわら、教会のボランティア活動に励んでいる慈愛に満ちた女性。

演じる飯島は「冠城亘の姉役ということでとても驚きました」と語り、「少し浮世離れしている姉ですが、愛情深く、とても好感の持てる女性で、姉弟の良い関係性が見せられたら…」と思いをこめて撮影に取り組んだことを明かした。

水谷とは映画『HOME 愛しの座敷わらし』(2012年)以来、約10年ぶり。反町にいたっては2005年のスペシャルドラマ『日本のシンドラー杉原千畝物語 六千人の命のビザ』(読売テレビ)以来、なんと約16年ぶりの共演で、「お二人の現場での存在感は圧巻でした。温かく迎えてくださるお二人に感謝と感激でした」と久々の再会に特別な感慨を抱いている様子だった。

◆右京と亘、“最終章”に突入!

「二人」というタイトルが表すように、本作では秘密を共有する親友同士の“新×聡”、世代を超えて奇妙な友情で結ばれていく“湊×新”、二人きりの姉弟である“亘×由梨”、さまざまな“二人”の感情と思惑が入り乱れながら物語を形作っていくことに。

もちろん、7年を超える月日、タッグを組んできた“右京×亘”の絆も、色濃く映し出されていく。

そして最後、右京は政界きっての実力者を相手に、シリーズ史上最難級のミッションに挑むことに。緊迫のかけひきに注目だ!

◆イッセー尾形(湊健雄・役)コメント(全文)

物語の流れの中で、犯人捜しともうひとつ、初老男と小学6年生の奇妙な出会いがあります。監督さんにぐいぐい引っ張ってもらって、この“出会いぶり”がハイライトになりました…と思います(笑)。

撮影現場ではあの“杉下”さん、“冠城”さんが目の前にいるんですから、まるで現場は飛び出すテレビのようでした(笑)。

すでに『相棒』的な世界ができているなか、そのテイストにうまく入りこめるかどうかがちょっとだけ心配でしたが、実際、水谷さん反町さんにも、飯島直子さんにもやさしく迎えていただきまして、撮影終了が残念なほどでした。

監督さん以下スタッフのみなさんもプロフェッショナルでして、スパンスパンとストライクが入るようなカットの連続に爽快感がありました!

元日スペシャルは多くの方がご覧になると聞いています。ぜひともみなさんには楽しんでほしいものです。なんといっても元日ですから。

◆片岡孝太郎(袴田茂昭・役)コメント(全文)

オファーをいただいたときはまず「ドラマですか?何年ぶりだろう…」という思いが浮かび、その直後、作品名を確かめて「『相棒元日SP』!?本当?」と驚きました。

相棒』は、僕にとって“ロングベストセラー”という印象のドラマですから…。脚本を読んでわきあがったのは「この役を演ってみたい」という気持ちでしたが、一方でイメージ作りが難しいなとも感じました。

でも、『相棒』の現場は長年のスタッフ・キャストのみなさまの息が素晴らしく、「あ〜僕もこんな現場で長く働いてみたい…」と思わされました。

水谷さんの演技の立案、そしてあの長ゼリフの完璧さは噂以上でした。反町さんと直接セリフを交わすシーンはなかったのですが、スタッフルームで会話ができ、気さくで飾り気なく、とにかくカッコよかったですね。

右京さんは最後、大物への大きな賭けに出ます。はたして正義が勝つのか、悪が勝つのか…新しい裏の長との対決をお楽しみに!

飯島直子(冠城由梨・役)コメント(全文)

20年も続く国民的ドラマに参加することができ、とても光栄でした。

犯人役なのか?敵か味方か!?と、とても楽しみに脚本を待ちましたが、いざ読んでみたら反町さん演じる冠城亘の姉役ということでとても驚きました。

少し浮世離れしている姉ですが、愛情深く、とても好感の持てる女性で、姉弟の良い関係性が見せられたらと思いました。

水谷さんとは10年ぶりの共演でしたが、変わらず若々しく、とてもやさしい。現場を引っ張っていく力が本当に素晴らしいと感じました。

反町さんとは実に16年ぶりの共演でした。以前は夫婦役でしたが、今度は姉弟。反町さんとは家族関係が2度続き、すんなりと入ることができました。

このお二人の現場での存在感は圧巻でした。『相棒』は毎回ゲストを迎え、難事件を解決していく…何十年も続く現場に温かく迎えてくださるお二人に感謝と感激でした。

元日スペシャルは驚きの連続です! クスッと笑ってしまう場面や、切ない子どもの心の叫び、ミステリアスな難事件に挑む右京さん冠城さん! ぜひ元日スペシャルお見逃しなく…!!