パスタ供給量、1年半ぶり減少 1月は10%減

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日本パスタ協会はこのほど、21年1月パスタの国内供給量が前年同月比10.4%減の2万1千424tとなったと発表した。輸入品のロングパスタが大きく落ち込んだ。内食需要を取り込むなど、これまで好調ぶりをみせていたパスタだが、国内供給量は2019年6月以来の前年割れに。

1月の国内パスタ生産量は1万1千530t(1.3%増)。内訳はロングが9千421t(1.4%増)、ショートが2千109t(0.4%増)。一方、パスタ輸入量は9千924t(21%減)。内訳はロングが8千956t(23.8%減)、ショートが937t(21.5%増)、卵入りが31t(6.9%増)だった。国別では、ロングが主要3か国とも二ケタ減に。イタリアが13.5%減、トルコが26.6%減、米国が46.9%減と大きく減らした。ショートはイタリアが29.7%増、米国が45.1%増の一方、トルコが55.4%減。

価格は前年12月の水準を維持している。一方、ショートパスタの輸出量は30t(15.4%増)だった。

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