わざとハチに刺されるなんて無謀にも程がありますが、「ハチに刺されて最も痛い部位」は、興味をそそられるテーマではあります。

大学院生がハチに何度も刺される実験を敢行し、その結果を発表しました。

 

TIL, a graduate student studying bees at Cornell University, was stung on his testicles while wearing loose pants and experienced little pain.

この実験を試みたきっかけは、マイケル・スミス氏がコーネル大学でミツバチの進化について研究をしていたときのこと。

緩いショートパンツの中にミツバチが入り込み、彼の睾丸が刺されてしまったのです。

その時に「思ったより痛くない」と感じたそうで、「では、どこなら一番痛いのか?」と疑問がわいたそうです。

そこで自ら人体実験を行うことを決意。

38日間にわたり、いろいろな部位25か所を3回ずつ刺して、その痛みを1〜10段階評価で表しました。1日の最初と最後に刺すテストも加えたそうです。

その結果、最も痛みが少なかった上位3か所は、頭、脇、足の真ん中の指の先。

最も痛みが大きかった3か所は、鼻(9.0)上唇(8.7)男の急所(7.3)。

特に鼻は電気ショックのように、くしゃみをしたり、鼻を鳴らしたり、鼻が出たり、体中が反応するようです。

もちろんこのデータはかなり主観的であり、参考に留めるべきですが、これだけの回数を刺して調べたのは感服するしかありません。

ちなみに目も部位に入れる予定でしたが、失明リスクがあると注意を受けて断念したとのことです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。


●1日に5回? もうそれは好奇心ではなく、フェチの発見だよ。

↑あるいは、初めての著者論文を出すことに必死だったか。

●予想だけど、肛門と眼球は刺されるのにもっとも不快な場所だと思う。

↑10歳のときに眼球をハチに刺されたことがある。
バスケットコートに行くのにフェンスをよじ登っていて(フェンスのトップに巣があったのだと思う)、足をそこにかけたとき何かが一斉に向かってきた。
いくつもの何かが、髪の毛に入ったり、友人を追いかけたりした。そして1匹が僕の角膜に神風のように突っ込んできた。
あまりの激痛でその場で死ぬかと思った。友人はどうしたのかと尋ねてきたが、言葉に出来なかった。
目を強く閉じて、耳は轟いていた。なんとかマクドナルドのトイレに行き、目を水で長く流したが、長い間赤かった。
今でもコンタクトを長時間つけっぱなしにしたり、目が乾燥したりすると、刺されたところ引っかかれたように感じる。

●38x5=190匹のミツバチが、その知識を手に入れるために死んだんだ。

↑必ずしも刺したハチが死ぬわけではない。死ぬのは針が体からちぎれてしまうとき。ハチに時間を与えると、よじってゆっくり抜くので大丈夫。

●睾丸を刺されて「あまり痛くなかった」という意見を持つ者を信頼できるかどうかわからないな。

●これはクールだと思うが、誰にでもあてはまるデータではないな。26年間タトゥーを彫っているが敏感な場所は人によりかなり違う。

●「いいか、おふざけと科学の差は、書き留めているかどうかだ」


痛みは主観的なので確認もできませんが、とりあえず皮膚の薄い部分は痛いようです。

【「ハチに刺されたら一番痛い部位はどこか?」学生が自分の体で実験…25か所を3回ずつ】を全て見る