この先1か月も高温傾向が続きます。特に今週末は広い範囲で猛暑日となり、体温以上の危険な暑さも。最新の1か月予報をもとに、気温など天候の傾向をまとめました。

この先1か月の天候のポイント

全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温は高いでしょう。特に九州から関東では8月中は気温がかなり高くなりそうです。東北や北海道は気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、降水量は平年並みか多いでしょう。また、東北から北海道の日本海側の日照時間は平年並みか少ない見込みです。関東や東海は高気圧に覆われて晴れる日が多く、日照時間は平年並みか多い見込みです。

1週目(8/17〜23)

北海道や東北では気圧の谷や湿った空気の影響で、平年より晴れの日が少ないでしょう。関東から九州、沖縄・奄美は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。気温は北海道から九州で平年より高いでしょう。北海道や東北は17日〜19日にかけて、関東から九州では少なくとも22日頃にかけて、最高気温が35度以上となる所があるとして、気象庁から「高温に関する全般気象情報」が発表されています。特に今週末は関東甲信を中心に40度に迫るような「危険な暑さ」となる所がありますので、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。沖縄・奄美は平年並みか高いでしょう。

2週目(8/24〜30)

北海道から東北の日本海側は引き続き気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、晴れの日が少ないでしょう。一方、北海道から東北の太平洋側の天気は数日の周期で変わる見込みです。関東から九州、沖縄・奄美は晴れの日が多いでしょう。気温は、北海道と東北で平年並みか高く、関東から九州は平年より高い見込みです。厳しい残暑が続くでしょう。

3〜4週目(8/31〜9/13)

北海道や東北、北陸は、天気は数日の周期で変わるでしょう。関東や東海、近畿から九州の日本海側、沖縄・奄美は晴れの日が多いですが、近畿から九州の太平洋側は湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。気温は、北海道から北陸、東海と、沖縄・奄美は平年より高く、近畿から九州は平年並みか高いでしょう。9月になっても暑さが続く予想で、秋の訪れはまだ少し先になりそうです。