【センバツ】大阪桐蔭が4強 背番「20」4番・谷渕瑛仁が聖地1号を含む3安打2打点
◇第98回選抜高校野球大会第9日 準々決勝 大阪桐蔭4―3英明(2026年3月27日 甲子園)
大阪桐蔭で背番号20ながら4番に座る谷渕瑛仁(3年)が、3安打2打点で4強入りに貢献した。同点の6回先頭、聖地1号となるソロを右翼ポール際に放り込んだ。同点の8回無死一塁で見せたのはバントの構え。3球目をバスターに切り替えて三塁線を破る二塁打とし、直後の決勝犠飛を呼んだ。「甲子園でのダイヤモンド一周が夢でした」。同校では12年小池裕也以来14年ぶり5人目となる4番打者の本塁打。1点差で競り勝った。
新チーム結成時から不動の4番ながら、今春は一番重い番号を背負う。冬場に腰を痛め、調整が遅れたことが理由。その状況で背番号を与えるからこそ、西谷浩一監督は「ギリギリのメンバー入りなんだぞ」とのメッセージを番号に込めた。
同校では感情表現を抑える選手が多い中、本塁打で2度のガッツポーズ。ベンチで指揮官から「ガッツポーズしない方がかっこいいぞ」とたしなめられた。歴代単独5位となる春夏通算81勝目で、2試合連続の1点差勝利は初。過去になかったような粘り強さで、4強まで勝ち上がった。 (河合 洋介)
