「日本は今、アジアの中でトップ。すごく強い」豪州代表デュークが語る森保ジャパン。リベンジにメラメラ「最終予選の借りを返したい」
今回、大躍進を果たした町田で32試合・8得点(40節終了時)をマークし、攻撃の柱として活躍したFWミッチェル・デュークへのインタビューを実施。前編では、自身の今季のプレーやベストゴール、ホーム最終戦のツエーゲン金沢戦(1−0)に向けた意気込みを語ってもらった。
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デュークは、2022年のカタール・ワールドカップで、豪州代表の全4試合に出場。グループステージのチュニジア戦ではヘッドで決勝弾を挙げ、1−0の勝利に導いた。決勝トーナメントのラウンド16では優勝したアルゼンチンに1−2で惜敗したものの、ベスト16進出を牽引した。
その後も、代表選出が続いている31歳は、10月13日に行なわれた国際親善試合のイングランド代表戦に出場。“聖地”ウェンブリー・スタジアムのピッチに立った。
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186センチのサイズを活かし最前線の基準点となったほか、推進力あるプレーなど随所に持ち味を発揮。相手DFとのマッチアップで優位に立つシーンも目立ち、22分には際どいボレーシュートも放った。試合は0−1で敗れたが、デューク自身は大いに存在感を示した。
――オーストラリア代表でも活躍されていますね。
現在のオーストラリア代表では、なかなか私と似たタイプの選手がいません。だから、町田でやっているようなプレーを、しっかりやっています。プレスをかけに行く、走る、 チャンスメイクする。代表に適任者が私だけということもあり、その役割を担っています。
――イングランド戦の感想は?
デュエルでは多分、両チーム合わせても上位だったのかなと思います。あるデータでは、スタッツでトップでしたよ。
プレミアリーグでプレーする身体の強い選手に対して通用したのは、自信になりましたし、とても良い経験になりました。試合を通して、良いプレーを見せることができました。残念ながら負けてしまいましたが、内容では良いゲームでしたね。
――イングランド代表で印象に残った選手は?
とてつもないクオリティを持つ選手が、たくさんいました。アレクサンダー=アーノルド選手は、すごく高度なテクニックがありました。マディソン選手はフィジカルが強くて、良いパスも出せる。ワトキンス選手は動きが良くて、私たちにとって脅威でした。グリーリッシュ選手は、ドリブルしながらボールを正確にコントロールできていました。
途中出場だったラッシュホード選手は、スピードがあるうえに、ボールをコントロールできて、しっかりと運べる。ケイン選手は、試合には出場しませんでしたけど、ジャージをもらえたので良かったです(笑)。
――代表では、来年のアジアカップで日本との対戦もあり得ますね。
日本は今、アジアの中でトップのチームだと思います。最近の試合でも、ドイツに4−1で勝つなど強豪国を相手に大差で勝っているので、すごく強いチームですね。オーストラリアからすると、リベンジというか、ライバルというか、カタール・ワールカップの最終予選では1−2、0−2で負けてしまったので、やはり借りを返したい気持ちがあります。
また、アジアカップだけではなくて、ワールドカップでもオーストラリアと日本は、良いところまで上がっていくと思っています。
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国際試合の経験も豊富なデューク。来季はいよいよJ1での戦いが待っている。自身にとっては、清水エスパルス在籍時の2018年シーズン以来、6年ぶりとなる。
インタビューの最後に、来季に向けた意気込みを訊けば、「町田はJ1でも通用するはず」と胸を張る。
「今シーズンの開幕前にJ1のクラブと練習試合をしましたが、1回も負けませんでした。J1に行っても、必ずしっかりとしたチームを作って、自分は貢献しながら、良い形で進んでいきたいです」
J1でも旋風を巻き起こせるか。デュークのさらなる奮闘にも期待したい。
※このシリーズ了。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
