広島・大瀬良大地【写真:荒川祐史】

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バティスタが6回に満塁弾、阪神は高橋遥が7失点で3敗目

■広島 7-0 阪神(2日・マツダスタジアム)

 セ・リーグ3位の広島は2日、本拠地・阪神戦に7-0で快勝。3連勝で、2位・DeNAに敗れた首位・巨人とのゲーム差を「3」に縮めた。初回に相手エラーなどで2点を先制すると、6回はバティスタの満塁弾などで一挙5得点。試合を決めた。投げては大瀬良が9回5安打無失点と今季2度目の完封で8勝目(6敗)を挙げた。

 広島は初回・阪神先発の高橋遥から1死満塁の好機を作ると、松山の三塁への当たりをソラーテがファンブル。先制に成功した。さらに、會澤の三ゴロの間に追加点。初回に2点を奪った。

 リードをもらった大瀬良は、2、3回と3者凡退に抑える。4回は2安打を浴びるも無失点。5回は再び3者凡退に仕留めると、6回は先頭・糸井をヒットで出すも無失点に抑えた。

 その裏、広島は2死一、二塁で西川が中前へタイムリー。さらに、菊池涼の四球の後にバティスタがレフトへ25号満塁弾を放ち、高橋遥をKOした。

 大瀬良は8、9回も無失点に抑え、4月25日の中日戦以来の完封勝利。チームを3連勝に導いた。広島は11連敗後は13勝3敗と圧倒的な強さを見せている。

 阪神は高橋遥が5回2/3を7失点(自責6)で3敗目(2勝)。打線も大瀬良を攻略できず、連勝はならなかった。(Full-Count編集部)