地震が発生したときは、落ち着いて安全な行動をとることが大事になってきますが、寝ている間に地震が起きると、状況を飲み込むのに時間がかかり正しい判断ができないときがあります。中国人デザイナーのWang Wenxiさんが作った耐震ベッドは、人が寝ている状態でも地震から命を守ってくれる性能を秘めているのですが、その方法がかなりアクロバティックになっています。

This 'earthquake-proof' bed looks utterly terrifying - Telegraph

http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/howaboutthat/12056799/This-earthquake-proof-bed-looks-utterly-terrifying.html

なお、Wenxiさんが作った耐震ベッドがどのような方法で人を守るのかは以下のムービーを見ればよくわかりはずです。

Lit anti-séiseme(Anti-EarthQuake Bed) - YouTube

Wenxiさんが考案したベッドはこんな感じで、ベッドフレームが通常のよりも分厚い以外は特に変わったところはありません。



ベッドの構造を見ると、マットレスの下に金属製のボックスのようなものが付いているのがわかります。



ゴゴゴゴゴと地震が発生すると……



マットレスの両サイドが曲がって……



U字型に変形。



そのまま下に吸い込まれてしまいます。



パシャリと上部が閉まって完全防御の態勢へ。



住居が倒壊しても……



耐震ベッドの中にいれば安全というわけ。



ベッドの中には水や救急箱、酸素マスクといった生き残るのに必要なものが入っており、救助が来るまで動かずに待っていればOK。



これは別タイプの耐震ベッド。



この耐震ベッドはフタのようなものが搭載されています。



地震が発生すると、寝ている人がボックスの中にストンと落ちて……



フタがパタリと閉じました。



別の耐震ベッドには天蓋のようなものが搭載されています。



構造を見ると、何が起こるかだいたいの予想がつくような……。



この耐震ベッドは人を落としたりすることなく、天蓋が落ちてきてフタの代わりになるタイプで、激しい動きを控えるべきお年寄りや病人によさそう。



今度のはかなり特殊な形をしたベッドです。



こんなところで寝られるのか疑問に思えますが、男性は爆睡中。



地震が起こると……



ベッドの上部に付いていた金属製のフタが、ちょうつがいの要領で閉じていきます。



完全に閉じた状態でも隙間が空いているので、大きな声で叫ぶとレスキュー隊が見つけてくれやすそうです。



Wenxiさんは、中国で四川大地震青海地震が起こった際に地震による犠牲者を少なくするために何かできることはないかと思い、この耐震ベッドの開発に着手しました。ただし、寝ているときに突然床が抜けるのは、地震よりもビックリすることのような気もします。