5月末で引退の人気セクシー女優が明かす“遅咲き”のワケ
しかし、これまでの道は決して平坦ではなく、むしろスタートダッシュに遅れ、ブレイクするまでに時間を要したのだった。
そこで、どのような努力をして現在のステータスを得たのか、その秘密を語ってもらった。
◆大学首席卒業と歯科衛生士としてのキャリア
橘メアリー(以下、メアリー):歯科衛生士の国家資格を取るための大学に通っていました。歯科衛生士は歯科予防処置が主な役割で、歯科医院に就職することが多いので、私も就職して働いていたんです。
――そもそも歯科衛生士を目指していたんですか?
メアリー:元々は音楽大学に行きたかったんですけど、親が厳しくて行かせてくれなかったんです。それで、親への不信感と、とにかく家を出て自立したい気持ちが大きかったので、親が安心するであろう手に職をつける学校に通って、自立することだけを考えていたんです。
――両親からすれば、音楽で食べていくことは難しいという判断だったんですか?
メアリー:「食べていけるのは一握りなんだよ」って言われました。でも、家を出たいことが一番の考えだったので、「じゃあ、歯科衛生士になるか」って、当時はあまり深く考えずに決めたんです(笑)。
――その考えで国家資格を取得するんですから、すごいですよ。何がバネになったんですか?
メアリー:ここで私が後悔なく生きていくためには、めっちゃ勉強して、首席で卒業するしかないと思ったんです。それまで親に褒めてもらったことがなくて、大学の卒業式で首席で呼ばれたときに、ようやく褒めてくれましたね。それくらい大学では真剣に取り組んだんです。
◆目立たない活動から始まったデビュー初期の苦悩
――そして2014年にセクシー女優としてデビューしたんですけど、デビューから約8年間は、あまり売れていなかったんですよね。
メアリー:最初の頃はウィッグをかぶったり、DVDのジャケットに目線を入れたりして、なるべく目立たないように活動していました。それでも、知人にバレてしまい、いい加減な噂を流されていたみたいなんです。それで離れていった人もいたので、一時期すごい寂しい思いもしたし、悔しい思いもしました。そこで、中途半端に終わりたくないという向上心が芽生えて、「じゃあ、セクシー女優として結果を残すぞ」って頑張るようになったんです。
――しかし、デビュー当初に売れないと、その後の挽回が難しい世界ですよね。
メアリー:そうなんです。なので売れるまで時間がかかりました。デビューから数年間は月に1本ぐらいしか撮影がなかったんです。
――どうやって挽回したんですか?
メアリー:12年間、セクシー女優をしてきた中での大きな波が二つあって、一つ目はコロナ禍の時期に10キロ痩せたんです。そこで「港区女子」系の作品に出て、めっちゃバズったんですよ。そこから次々とオファーが来て、二つ目は2022年にずっと撮ってもらいたかった監督さんに撮られて、その作品もめっちゃ売れたんです。
――チャンスをつかんだんですね。
メアリー:あとはセクシーアイドルグループに加入したり、DJも始めたりして、どうやったら橘メアリーとして知名度を上げられるかって考え始めました。
――歯科衛生士の資格を持ってるから、歯科衛生士として働こうかなって思わなかったんですか?
