デザイナーズ物件でユニークな間取りを提案された

写真拡大

建築事務所やインテリアデザイナーなどがコンセプトから設計まで携わる、デザイン性の高い物件を指す「デザイナーズ物件」。

【漫画】デザイナーズ物件でユニークな間取りを提案され、思わず出た言葉…「は?」(全編を読む)

オリジナリティやこだわりの強さが魅力の物件ですが、あまりにもそれらを追求しすぎた結果「これはオシャレ以前に住まいとしてどうなの??」と冷静になってしまう物件に出会った方のお話を集めてきました!

コンセプトは「空間の自由」??

Aさん(関東在住、40代、主婦)夫婦は自分たちの要望をかなえてくれる建築事務所を探すため、デザイナーズ物件として売り出しているマンションや中古物件を多数見学したそうです。

大手ハウスメーカーのプランではお目にかかれないようなオリジナリティあふれる間取りやインテリアも多数見たなか、「なんでこんなプランを??」と夫婦で首をかしげてしまったのは「フルスケルトン状態のマンションで、部屋と部屋の仕切りはほぼカーテン」という物件でした。

「空間の自由、って不動産屋さんは説明してくれましたけど、正直「いかに経費をかけずに売るか」にしか見えませんでした(笑)デザイナーさんは本気で自由を追求したコンセプト!って思ってたらごめんなさいなんですけど」

剥き出しのコンクリートと配管、直接取り付けた電球に真っ白なカーテンの組み合わせは確かに「工事前かな??」って思ってしまいますよね。

部屋の真ん中にガラス張りのバスルーム

Bさん(関東在住、30代、主婦)夫婦は大手ハウスメーカーに依頼した注文住宅にお住まいですが、はじめは住宅設計で受賞歴もあるという建築事務所でプラン設計を依頼していました。

Bさんの夫の知人がその建築事務所で家を建てていて「親身にいろいろ提案してくれて、とてもよかった」という評判を聞き、紹介してもらったのだそうです。

残念ながら知人が担当してくれた建築士さんは他の案件に忙しく、建築事務所に所属する別の担当者が就くことになったそうなのですが、その代理の建築士が提案してくる間取りがBさん夫婦の好みに全く合わないものでした。

「好きなイメージは?と聞かれて、モダンな雰囲気ですと答えました。そんなに突飛な間取りを求めていたわけではないです。一番驚いたのは、1階部分のど真ん中にガラス張りのバスルームを配置した間取りでしたね。思わず大き目の『ハ?』って声が出ちゃいました。私はバスタイムが好きで、ゆったりしたお風呂がいいですとお願いした結果そう提案されたそうです。あ、これは感覚が合わないなと思って発注を取りやめました。」

最終的に安心の大手ハウスメーカーになったのも「ウチは普通のおしゃれがいいね」という結論だったそうです…。

京都の町家リフォーム「あえてトイレは外に残しました!!」なんで??

Cさん(関西在住、40代、主婦)夫婦は京都暮らしに憧れて、一時期古い町家をリフォームしたような雰囲気ある物件を中心に家探しをしていた時期がありました。

結局良いなと思った物件は価格の面で手が出ず、京都暮らしは諦めたそうなのですが、たくさんの物件を調べ、見学したなかで特に印象に残っている物件があるそうです。

それは「京町家の良さや雰囲気をリスペクトしながら、設備を現代的に入れ替えました」を売りにしたもので、歴史を感じさせる格子や梁などの木材をしっかり残しつつ、お風呂やキッチンなどは最新のシステムバス・システムキッチンを導入したまさにCさん夫婦理想のスタイルの物件でした。

唯一受け入れられなかったのが「トイレ」の場所。昔の京町家ではオーソドックスな間取りではありますが、トイレは母屋と離れた裏庭に外廊下を通って配置されていた当時のまま「いったん屋外に出る」スタイルを踏襲しているものでした。

「確かに雰囲気は残してほしいですけど、トイレは外じゃない方がいいでしょうよ!って思っちゃいました。そこじゃないだろ感というか…。これは京都の人ならよくぞそのままにしてくれた!ってなるんですかね??」

デザイナーさんと感覚が合わないとせっかくのこだわりも残念ポイントになってしまいますね…。

(まいどなニュース特約・中瀬 えみ)