玄関に忘れ物しただけで義母が「しっかりしてください」と…産後の手伝いに来た義母がしんどすぎた話
時間が経った今でも、そのモヤモヤは拭えないと言います。産後の女性を追い詰めるのは、身近な人から悪気なく放たれる一言なのかもしれません。
◆産後、義父母が子育ての応援に
出産直後、睡眠不足とホルモンバランスの乱れで心身ともにボロボロだった優希さん。遠方の実家は父親が体調を崩しており頼れず、義父母に自宅へ来てもらい、4人体制で子育てをすることになりました。
そんな中、義父母との生活は心が休まる時間ではなかったようです。
◆“しっかりしなきゃ”という重圧
義母はしっかり者で頼もしい反面、その言葉がプレッシャーになることもあったと言います。
「朝、私がなかなか起きられないと『頑張って起きよう』と声をかけられるんです」
優希さんの心臓はドキッ。反射的に「はい」と返事をしたものの、頭はズキズキ、体は泥のように重いまま。
「私はもっとしっかりしなきゃいけないの?」――そのプレッシャーが、産後の脆いメンタルに深く突き刺さりました。
◆怠けているわけではないのに…フォローのない夫にもモヤモヤ
また、外出の準備中に赤ちゃんグッズを詰め込んでいた際、玄関に免許証を置き忘れてしまい、慌てて取りに戻った瞬間に義母から放たれたのは「しっかりしてください」という一言でした。
「赤ちゃんを抱えながら夫に『それ取って』と頼んだとき、義母から『自分でやるんだよ』と言われたこともあります。体も心も限界に近かった私は、胸がぎゅっと締めつけられる思いでした」
「手伝ってもらっている立場だから」と、何も言えずに飲み込んだ優希さん。夫もその場では特にフォローせず、義母の言葉を否定することもなかったと言います。
ちゃんとしなければ――そう頭ではわかっているのに体がついていかない。怠けているわけではないのに自分だけが責められているような気持ちになり、情けなくて涙が出そうだったと振り返ります。
◆正しさよりも共感が欲しかった
義父母が帰ったあと体調は徐々に回復したものの、当時の言葉は今でもふと思い出すと言います。
「産後の女性に必要なのは、正しさよりも共感だということです。『頑張って』よりも、『大丈夫?』の一言が、どれだけ救いになるか。支える側にも、産後の心の状態について知ってほしいと強く思います」
正しさを示す前にひと呼吸おいて寄り添う。その小さな余裕こそ、産後ママの心を守る鍵なのかもしれません。
<構成・文/女子SPA!編集部>
【女子SPA!編集部】
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