「午後のロードショー」がギネス世界記録™に認定!最多出演俳優は…!?

「午後のロードショー」(月曜〜金曜午後1時40分放送)が、2026年4月1日(水)に放送30周年を迎え、3月31日(火)放送の6252回をもって「世界で最も多く映画を放送した地上波番組」としてギネス世界記録™に認定。ギネス世界記録公式認定員による認定証の授与式が行われた。
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テレビ東京代表取締役社長の吉次弘志は「テレビで映画を観ることが子どもの頃の楽しみでした」と語り、「地上波から映画が追いやられていく中で、テレ東はなんとか踏ん張ってここまでやってきた。映画への興味を持続させることに、非常に貢献できたのかなと思っています」とコメント。
社長室のテレビで「午後のロードショー」(通称:午後ロー)が始まると、仕事中でも思わず見入ってしまうそうで、「誘惑に負けて、最後まで観てしまったことが何回かある」とも。

ギネス世界記録™の公式認定員であるジャスティン・パターソン氏が登壇し、番組プロデューサーの尾木和佳奈に認定証を授与。

番組プロデューサー兼映画部部長・岡本英一郎は、「この素晴らしい記録を達成できたのは、視聴者の皆様、配給会社の皆様、番組に関わってくれたお一人お一人のお力添えのおかげ」と感謝。
「洋画不振の時代、サブスク全盛の時代と言われていますが、世の流れに逆らって、『午後のロードショー』では引き続き面白い映画を放送していこうと思います」と意気込み、「7000回、1万回と番組が続いていくよう、スタッフ一同頑張っていきたい」と力強く宣言した。
「午後ロー」が放送される13時〜14時台は、他局ではワイドショーが並ぶ時間帯。岡本は「同じことをやっても埋もれてしまう。テレビ東京には独自性や個性がDNAとしてあるので、他局と違うことをするという意味で、映画が一つの選択肢になった部分もあるのでは」と30年続いた理由を分析。
また、「サブスクは選び放題である一方で、選び疲れをすると思う。それに対して地上波は、僕たちがキュレーションしているので外れが少ない。複数の人間が見て面白いと思うものを放送しているので、『時間を無駄にした』という確率は低いはず」と強みを語った。

作品選定について、尾木は「必ずプロデューサー2人がフルで視聴するのがマスト。2人が面白いと思ったら“かけてみようか”というチャレンジを毎日のようにしている。そこから、視聴率に反映されたものはまた放送する、という選び方をしています」と説明。
超大作から低予算作品まで幅広く扱う中で、「クセのある作品も、最初から最後まで見て判断しています」と極意を明かした。
最多出演俳優はクリント・イーストウッドで、女性ではサンドラ・ブロック。
視聴者層が60〜70代以上を中心とすることから、その世代に刺さる俳優を意識しているという。
尾木は「大きく傾向が変わった感覚はない」としつつ、「チャック・ノリスよりもトム・クルーズというように、少しずつ世代交代は感じる」と話した。
30年の歴史において、2019年には視聴率が低迷し、通常250本前後の年間放送回数が189本まで落ち込んだ。岡本は「なんとかテコ入れしなければいけないと肝を冷やした」としながらも、「いい作品を選んで放送することに限る」と前を向いた。
そうした中、翌2020年5月に放送された「殿、利息でござる!」は、これまでの最高視聴率である3.4%を記録。
当時はコロナ禍で緊急事態宣言が出た直後ということもあり、岡本は「お上の無茶ぶりに対して民衆が“寄り添って頑張っていこう”という映画が、世の中とちょうどシンクロして。Xで『まさに今の時代にこれをやってくれるテレビ東京、神』みたいな言葉が並んでいた。その結果、歴代最高視聴率も取れて『よっしゃ!』という感じでした」と笑顔を見せた。
2025年2月、Xで「コマンドー」の放送を告知した際は、4.2万いいね、2.4万リポストを達成。尾木は「“午後ローといえば”という作品は、視聴者の方々が作り上げてくださっているものなんだなと、SNSを通して感じました」と振り返った。
最後に岡本は、「テレビ東京の看板番組として、“テレ東といえば”と言った時に名前を挙げてもらえるような番組であり続けたい」とコメント。尾木も「“午後ローってやっぱりいいな”と思っていただけるように、これまでと変わらず、でもちょっとだけ進化し続けられるように。これからの『午後ロー』も楽しんで見ていただければ」とメッセージを送った。
なお式典では、30年にわたり番組を支えてきたスタッフおよび制作協力会社の功績をたたえ、コンテンツ戦略局担当役員賞も授与された。

【ギネス世界記録™正式記録名】
(日)映画を放送する地上波テレビ番組の最多エピソード数
(英)Most episodes of a television programme broadcasting movies
達成年月日:2026年3月31日
