「フレア」一部改良モデル

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シンプルで十分、コスパが高評価

 2026年1月15日、マツダは軽乗用車「フレア」の一部改良モデルを発表しました。
 
 最新の納期や反響について、首都圏のマツダディーラーに聞いてみました。

 フレアは2012年に登場しました。スズキ「ワゴンR」のOEMモデルとして展開されていた「AZワゴン」の後継で、当時の5代目ワゴンRのバッジエンジニアリングモデルとなっています。

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 現行モデルは2017年2月に登場した2代目で、6代目ワゴンRがベースです。新プラットフォームの採用による軽量化と高剛性化を図ったほか、加速時にモーターがエンジンをアシストするマイルドハイブリッド搭載車もラインナップ。先進機能も強化しています。

 2025年12月にはワゴンRがマイナーチェンジを実施したことに合わせ、フレアも一部改良が実施されました。

 改良では、フロントおよびリアバンパー、フロントグリルなどの外観のデザイン変更、インパネデコレーションパネル色変更などの内装デザインの変更に加え、先進安全技術の採用や、快適性・走行性能の向上など、さまざまな変更が行われています。

 またボディカラーについても「ベルベットダークレッドパール」および「ルーセントベージュパールメタリック」の2色の新色を追加しています。

 これに加えて、先進安全性能も進化しています。

 具体的には、検知対象や対応シーンを拡大した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用し、単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせることで、検知対象に従来の四輪車・歩行者に加え自動二輪車・自転車も追加し、交差点での検知にも対応しています。

 また「低速時ブレーキサポート」に、従来からの後退時に加えて前進時の機能の追加、先行車発進時の機能に信号切り替わり時のお知らせ機能の追加、車線逸脱制御機能や車線逸脱警報機能、標識認識機能の改良など、さまざまなアップロードが行われています。

 このほか、快適性および走行性能を向上させるべく改良が施されています。

 主な改良点として、クランクシャフトまわりの高剛性化および吸気音低減により、エンジン静粛性の向上、減衰接着剤の採用により、ボディ剛性を強化し静粛性や走行性能が向上、吸音タイプのエンジンアンダーカバー採用により、車外音低減、室内静粛性が向上、電動パワーステアリングの制御最適化により、軽快かつ自然な操舵感の向上が挙げられます。

 パワートレインは自然吸気エンジンに加え、同エンジン+マイルドハイブリッド仕様も設定。トランスミッションはCVTで、駆動方式は2WDと4WDを用意しています。燃費性能はもっとも良いモデルでは、WLTCモードで最大25.1km/Lを達成します。

 フレアの車両本体価格は145万5300円〜193万9300円です(いずれも消費税込み)。

 今回の一部改良型「フレア」の反響について、2月中旬に首都圏のマツダディーラーに問い合わせてみました。

「スライドドアやトールワゴンタイプの軽自動車以外の、シンプルなモデルをお探しの方がフレアを見つけてくださり、実車にご興味を持っていただくことがありますね。

 ガソリンエンジンとハイブリッドモデルの2種類があるわけなんですが『ガソリンエンジンの方で充分』というお客様が多い印象です。事実、その方が価格も抑えられますし、おすすめです」

 続いて、他のマツダディーラーにも聞いてみました。

「駆動方式がFFのモデルであれば車両本体価格が150万円を切るので、コストパフォーマンス重視のお客様にご支持いただいております。

 全車運転席にシートヒーターを装備していますし、まだまだ寒い日が続くこの時期には重宝しますよ。

 価格以上の高級感もありますし、まさに必要にして充分なクルマだと思っております。

 ご納期の目処としては2カ月程度を見込んでおります」

 最近の軽自動車は200万円超えも珍しくなくなってきました。その点、フレアの150万円を切る車両本体価格は魅力のひとつです。

 必要にして充分なクルマの代表格として、よりピックアップされるべき1台ではないでしょうか。