4回、頭部に死球を受け英明・榎本侑晟は担架で運ばれる(撮影・山口登)

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 「選抜高校野球・2回戦、英明6−3東北」(26日、甲子園球場)

 試合後に東北の我妻敏監督が、英明の香川純平監督、榎本侑晟内野手(2年)に声をかける場面があった。

 校歌を斉唱し、スタンドへのあいさつを終えた英明ナインが香川監督を先頭に一塁側ベンチ脇の通路からグラウンドを出る際に、東北の我妻監督が帽子を取って謝罪するように頭を下げた。

 その後、榎本が通過する際にも、我妻監督は直接声をかけた。

 榎本は1−1の四回2死一塁での打席で、東北・石崎の初球が左側頭部付近を直撃。その場に倒れ込んで動けず、担架に乗せられて治療を受けるために一時退場。その裏の守備から復帰し、三塁守備に就くと場内から大きな拍手が送られた。

 榎本は試合後「戻るだけで拍手されありがたいなと。塁に出ればヒットと変わらない。点にも絡んだのでよかったです」と自身の死球を振り返った。

 その後のプレーに影響は「全然なかったです」と話し、試合後の東北・我妻監督とのやり取りについて「大丈夫?次も頑張れよ、と言ってもらった。最後まで心配してくれた」と明かした。