ド軍が1勝1敗のタイに戻す ロバーツ監督「負けは選択肢になかった」山本由伸が1988年以来となるWSでの完投

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山本由伸 PHOTO:Getty Images

2025年10月25日(日本時間26日)、トロントで行われたワールドシリーズ第2戦で、ロサンゼルス・ドジャースがブルージェイズを5-1で下し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

先発の山本由伸投手が9回を投げきり、わずか1失点の完投勝利。ポストシーズン2試合連続の完投という圧巻の内容に、デーブ・ロバーツ監督も試合後の会見で最大級の賛辞を贈った。

ロバーツ監督は「素晴らしく、非常に競争心が高く、特別だった。彼は今夜、完全に集中していた。"このシリーズで負けることは選択肢にない"と言っていたが、その気迫を体現していた」と称えた。

試合中の投球内容については「序盤はスプリッター、2巡目は速球、終盤はカッターと、相手を見ながら感覚的に組み立てていた」と説明。

「ヨシの素晴らしいところは、どんな打者にも対応できる4つの球種を持っていること。スミスのリード、プライアーのプラン、そしてヨシの実行力。すべてが噛み合った」と語った。

プレッシャーのかかる場面でも崩れない山本の精神面については、「彼はWBCでも国を背負って投げている。あのプレッシャーを経験したことで、心拍数をコントロールしながら投げられる。大舞台に強いのは彼のDNAの一部だ」と称賛。

今シリーズでは、投球術だけでなく精神面での成熟ぶりにも太鼓判を押した。

決勝の2ランを放ったウィル・スミス捕手については、「昨年は満身創痍で9月以降は良いプレーができなかった。今年は仕事量を調整してきたが、彼は骨折も経験した。それでも最後の1週間でリフレッシュし、あのスイングを取り戻した」と語る。

「彼は打撃だけでなく、試合の組み立てや投手との関係性でも大きく成長した。どんな場面でもパニックにならず、心拍数が安定している。それがポストシーズンで勝てる捕手の条件だ」と信頼を示した。

同点の6回、ウィル・スミスの一発が飛び出した瞬間、ベンチには大きな安堵が広がったという。

「ガウスマンは本当に良い投球をしていた。彼の速球に打線が苦しんでいた中で、スミスがファウル後に再び同じ球を仕留めた。あれは完全な歓喜だった。山本が投げていたとはいえ、点を取るのは簡単ではなかったからね」と振り返った。

さらにマックス・マンシーのソロ弾が続いた場面については「本当に大きな安堵感があった。あの2本で流れを完全につかんだ」と声を弾ませた。

試合後、「1988年以来となるワールドシリーズでの完投」という記録が話題になると、ロバーツ監督は笑顔でこう語った。

「私はこういう投球が大好きだ。6回、7回、そして9回まで投げ切る先発投手を見るのは本当に素晴らしい。彼は昔ながらの投手で、準備、フォーム、心構えにおいても熱心だ。私が許す限り、彼は最後まで投げ続けるだろう」と語り、山本の"令和の完投劇"を誇らしげに振り返った。

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