元銀行員FPが断言「65歳からの年金受給は非常に危険！12万円受給戦略の極意」

YouTubeチャンネルで公開された動画「【50代60代必見】年金は65歳で受給はダメ！ベストな年金受給年齢を徹底解説！」にて、元銀行員FPのふみの氏が“年金は65歳から”という通説の危険性について警鐘を鳴らした。動画内でふみの氏は、「年金は65歳からと漠然と考えているなら非常に危険」「その常識だけで判断すると、将来的に数百万円損をしてしまうかもしれない」と語る。

現在の日本の年金制度が“神聖主義（知っている者得）”となっている背景を明かし、「国や役所は本当に有利な受け取り方まで教えてくれない」と指摘。年金受給の選択肢として、原則65歳からの受給、60～64歳で受け取る繰上げ受給、66～75歳で受け取る繰下げ受給の3つがあることを説明しながら、それぞれのメリット・デメリットを具体的かつ実例を交えて紹介した。繰上げ・繰下げ受給で受給額は大きく変動するが、「本当に大切なのは“手取り”で考えること」と強調。「見た目の金額だけでなく、税金や保険料の影響まで踏まえるべき」と述べる。

特に注目されたのは、「年金収入が月12万円を下回ると住民税非課税世帯になり、VIP待遇を受けられる可能性が高い」という新常識。ふみの氏は「年金生活者にとって、住民税や健康保険料が大幅に安くなるだけでなく、医療費自己負担の上限も引き下げられるため、実質的な手取り効率が最大化される」と解説。さらに、年金額が12万円を上回る場合、あえて繰上げして調整する方法、12万円に満たない場合には繰下げで12万円台まで増やす具体的な計算ステップも詳細に伝授した。

また、「年金やお金の選択は人によって正解が違う。思考停止でみんなと一緒が一番危険」とし、家族構成や資産状況、健康状態まで総合的に判断する必要性を訴えた。動画は「まずは自分に関係ないと放置せず、今日お伝えした計算式でご自身の数字の目安を知ることがすべての始まり」と締めくくられ、視聴者に無料ガイドブックや個別相談も案内。今後も「皆さんの大切なお金を守るための知識を発信していきます」と明かし、動画を終えた。