電力小売事業者向けに電力を販売するエネトレードが民事再生
申請代理人は片桐大弁護士(森・濱田松本法律事務所、東京都千代田区丸の内2-6-1)、監督委員には萱場健一郎弁護士(萱場健一郎法律事務所、東京都千代田区霞が関1-4-2)が選任されている。
しかし、売り上げ伸長の一方、原油や石炭など燃料価格高騰の影響で仕入価格が高騰し、粗利益率がマイナスに転落。経費削減も功を奏さず、同期は当期純損失約14億2000万円を計上、債務超過状態に陥っていた。その後は、売り上げが減少傾向となるなか、近時は、販売価格の変動要因であるガスの市場価格の下落に伴い逆ザヤの状況となったことなどから資金繰りが急速に悪化し、民事再生法による再建を決断した。
負債は債権者約45名に対し約45億円。
なお、資金繰りについては、三菱UFJ銀行からDIPファイナンスの融資枠設定を受けており、早急にスポンサーの選定手続を実施し、スポンサー支援により事業を継続していく方針。現在、スポンサー募集を継続しており、フィナンシャルアドバイザーの(株)KPMG FAS(TDB企業コード:986121428、電話:03-3548-5772)が窓口となり受け付けている。
また、elDesign(株)および他のグループ各社は民事再生法の申し立てを行っておらず、従来どおり事業を継続している。
