これぞ自家製リンスインシャンプー⁉すすぎはまとめて一回ですませる/(C)KADOKAWA

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子育て世代の『日々の小さな不満』をセキララに分析する「レタスクラブ もやもや総研」。今回のテーマは「ヘアケア」です。

【画像で確認】忙しい朝にアレコレできない!子育て世代の「限界ヘアセット」

仕事に家事に育児に、日々やること山積みの子育て世代の女性たち。自分のことはつい後回しにしてしまい、お風呂はカラスの行水、ヘアケアどころか髪を振り乱して子どもを追いかけ回している……なんて人も多いのではないでしょうか?

なかなか自分の美容時間をとれない彼女たちの「ヘアケア」について、セキララなホンネをお届けします!

※調査概要:2023/4/5〜2023/4/12実施、レタスクラブアンケート部の回答者992人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳〜50歳」の205人の回答を抽出

■子育て世代の8割以上が、ヘアケアに興味あり!

まずは「ヘアケアに興味・関心がありますか?」と質問したところ、「とてもある(42.4%)」、「ある(42.0%)」と答えた方が合わせて84.4%に上りました。やはりママになってもキレイを保ちたいものですよね。

■毎日のヘアケアは「シャンプー&トリートメント」、時短アイテムも活用

ヘアケアへの興味はとてもある彼女たち。そこで、実際に「普段のヘアケアでは何をしていますか?」と聞いたところ、「シャンプー(79.0%)」が一位に。髪の表面をなめらかにする「トリートメント/ヘアパック(53.7%)」、髪に成分を浸透させて状態を整える「コンディショナー/リンス(40.5%)」が上位にランクイン。時間やお金のかかるスペシャルケアではなく、シャンプーで汚れをしっかり落とし、コンディショナーやトリートメントで髪に潤いを与えるという、ベーシックなケアを日々実践していることがわかりました。

「洗い流さないトリートメント/ヘアパック(29.8%)」や「リンスインシャンプー(16.1%)」など、忙しい彼女たちならではの時短アイテムを活用している人も。

■シャンプーで身体も洗っちゃうの!?へとへと時の「限界ヘアケア

時間をかけてヘアケアしたいと思いながらも、仕事や子どものお世話で余力がほぼゼロ……なんてときも多いもの。そこで、「あなたの『限界ヘアケア』を教えてください」と聞いたところ、多忙を極める子育て世代だからこそ編み出せた、究極の時短ケアが多く集まりました 。参考になる方法や、凡人にはマネできない技など、ユニークな回答がたくさん!(商品はメーカーが推奨している方法でご使用くださいね!)

■子育て世代のコメントをご紹介!

・「湯船の中で体を温めながら、シャンプーをする」

・「時間がないので、シャンプーをしてすすぐ前にコンディショナーをつけて、すすぎを1回にする。自家製リンスインシャンプー的な」

・「体力がないときは、髪を洗わない。臭いが気になるので必ず縛る」

・「冬場はドライヤーを使うのが面倒くさくて、ファンヒーターの前で乾かす」

■『とりあえず縛って帽子』は全てを救う! 困った時の「限界ヘアセット」

続いて「あなたの「限界ヘアセット」を教えてください」と聞いてみたところ、「とりあえず縛ってしのぐ」という回答が多数。ちゃんと直すには手間のかかる寝グセやうねりも、結んでしまえばなんとか誤魔化せてしまうことから、時間がないときの最終手段にしている人が多いようでした。

■子育て世代のコメントをご紹介!

・「固形ワックスでアホ毛だけセット」

・「肌のUVクリームを腕と顔に塗った後、髪の毛につける」

・「うねりやハネがすごい時は、とりあえず縛って乗り切る」

・「寝グセ直しスプレーをして櫛でとかすだけ。子どもが産まれてから髪の毛をショートにしたので、毎日これだけです」

・「娘の寝グセ直しスプレーが残ったコームで、自分の髪の毛を整えます」

・「髪がはねたり、洗う時間が無い時は、ニット帽やキャップに頼る」

■正直、ヘアケア代は「1か月で999円以下」に抑えたい!

シャンプー、トリートメント、スタイリング剤など、ホームケア製品における「1か月あたりの『ヘアケア費用』を教えてください」と質問したところ、選択肢の中で最も低い金額の「999円以下(34.1%)」がトップに。自分用のヘアケア商品を購入するのではなく、子ども用のシャンプーを一緒に使ったり、子どもの髪に塗ったヘアオイルの余りを自分につけたりなど、子どもと共用しているというコメントも多く見られました。

美容院は3か月に1回。金額は1万円未満が大多数

続いて「美容院1回あたりの金額はどのくらいですか?」と聞いたところ、「5,000円〜9,999円(28.3%)」がボリュームゾーンでした。また、約75%の人が美容院代を1万円未満に抑えているという結果に。

加えて、「美容院に行く頻度を教えてください」という問いには、「3か月に1回(28.3%)」という回答が最も多い結果となりました。ヘアスタイルの崩れや、根本部分がヘアカラーをしていない毛が伸びてきた、いわゆる「プリン状態」が気になり始めるのが、大体2〜3か月ということかもしれませんね。

■4児ママなのに毎日髪を巻いている、だと!? ママ友の女子力に感服

最後に「『女子力、高い!』と感じた、ママ友の髪型やヘアケアはありますか?」と聞いてみました。手入れの行き届いた美髪や、難易度高めなヘアアレンジをしているママ友を見ると、「同じ子育て中なのになぜ?」と驚きを隠せない、という趣旨のコメントが多数。まとめ髪ひとつとってもひっつめてただ結ぶのではなく、アレンジができる器用さに女子力の高さを感じるようです。

■子育て世代のコメントをご紹介!

・「4児のママなのに、毎日きれいに髪を巻いている」

・「艶のある髪。お手入れを聞くと、『何もしてないよ〜』と言うけれど」

・「『くるりんぱ』を綺麗に出来る人は女子力を感じます」

・「ロングで毛先をカールさせているママ友には、正直驚きを隠せない……」

・「入学式などで、軽く編み込みしているお母さん」

・「とにかく、ロングヘア―のママ!ゆっくりケアする時間をどう捻出したのか、なぜキレイに伸ばせるのか不思議」

・「こまめにヘアカラーや髪型をかえているママさん。どんな髪型でも、常に同じではなく変化があることにお洒落さを感じる」

自分のことはつい後回しにしがちな子育て世代の女性たち。ヘアケアに高い興味があるものの、時間やお金をかけたスペシャルケアはせずに毎日を過ごしていることが分かりました。時短術やプチプラアイテムをフル活用して、夏のオシャレを楽しめると良いですね。

【レタスクラブ もやもや総研とは?】

子育て世代の『日々の小さな不満』をセキララに分析する総合研究所。「レタスクラブ アンケート部」のメンバー約10,000名に調査を実施し、子育て世代のインサイトを不定期でお届けしています。

【文:酒詰 明子】