甘党にもそうじゃない人にも喜ばれる、死角なしの手土産の代表格である「チーズケーキ」。

1ホール15,000円の超高級チーズケーキから、1日500個売れる事もある老舗の逸品まで一挙に紹介しよう!



「レアチーズケーキ」(1カット260円)
1日500個売れることもある絶品レアチーズケーキ『西洋菓子 しろたえ』

1976年創業の老舗洋菓子店『しろたえ』。スイーツ好きならずとも一度はその名を聞いたことがあるのではないだろうか。

同店をここまで有名にしたのは1日500個売れる事もあるという名物のひとつが「レアチーズケーキ」だ。



テイクアウトはもちろん、喫茶スペースでイートインも可能

ひと口頬張ると、濃厚なクリームチーズの味わいが広がっていく。それだけでなく、口当たりもねっとりと濃厚。

ここまで濃厚さが際立つと重たいのではと感じるかもしれないが、絶妙なバランスで加わるレモンの酸味と、土台となっているバターと多く使ったビスケットの香ばしさがそれを感じさせないのだ。



随時補充されていくため完売することは稀だというが、必ずゲットしたいなら予約や取り置きがおすすめだ

2種類のデンマーク産クリームチーズ、砂糖、レモンというシンプルな材料のみで作られるからこそ生み出される濃厚な味わい。

美味しさを際立たせる滑らかな口当たりを生み出すポイントとなっているのが混ぜ方である。

裏ごしはせずに空気を含ませながら混ぜることで、粘りや甘みが最小限に抑えつつ、極上の食感が生まれるのだ。



「チーズレモンパイ」(1カット350円)

また『西洋菓子 しろたえ』には、「レアチーズケーキ」だけでなく、レモンとクリームチーズで作られるクリームの酸味がクセになる「チーズレモンパイ」や長い時間蒸し焼きにし、ゆっくりと火を通すことでしっとりふわふわ食感に仕上げる「フロマージュ・スフレ」といったチーズケーキも揃う。



「フロマージュ・スフレ」(1カット350円)

手土産で全種類を購入し、食べ比べを楽しむのもいいだろう。




生地とクリームチーズ、サワークリームのバランスが抜群!
チーズケーキ界のトップに君臨し続ける魅惑の味わい『ハウス オブ フレーバーズ(ホルトハウス房子の店)』

料理研究家・ホルトハウス房子さんが営む高級洋菓子店『ハウス オブ フレーバーズ』。

この名を聞けば「チーズケーキ」と連想する人も多いだろう。鎌倉山の山中にありながらも、連日多くのファンが訪れる人気店である。

チーズケーキを焼き続け35年目にしてようやく理想の配合に辿り付いたというホルトハウス房子さん。こだわり抜いた配合のバランスの良さは、唯一無二のチーズケーキと言えるほど最高の味わいを私たちに届けてくれる。



「チーズケーキセット」(2,750円税込)

同店が有名な由縁は美味しさともう一つ「値段が高い」ことでも話題にあがる。

ケーキセットは2,750円。ランチほどの価格をケーキワンカットに注ぎこむのだから、ちょっと勇気がいるかもしれない。ただそれだけの価値は確実にある美味しさだ!

一番驚かされるのは、その滑らかな口当たり。クリームチーズと卵、砂糖、バニラエクストラクト少々のみで作られるシンプルな味わいながらも、クリームチーズの濃厚な味わいをダイレクトに楽しむことができる。

その上にのるサワークリームの仕事ぶりにも注目。爽やかな酸味がクリームチーズを引き立てつつ、食べる手をどんどん進ませてくれるアクセル役になってくれるのだ。



ワンカットでの販売はイートインのみ

そして同店のチーズケーキの味を支えているのが生地だ。全ての層を一緒に口に運ぶとフワッといい香りが鼻を抜けていくのを感じる。これは生地を作る際にシナモンパウダーを混ぜ込んでいるために生まれる香りだ。

決して主張しすぎることなく、いい具合にクリームチーズの美味しさの引き立て役を果たし続けるシナモン香。その謙虚な香りがまた堪らないのだ。

このようにとにかくトータルバランスに優れたチーズケーキであるが故に、素材へのこだわりも並大抵のものではない。全て最高級の食材を使用し、熟練の職人が全てひとつひとつ丁寧に手作りで焼き上げている。

熟練の職人による絶妙な焼き加減、季節により変更もするという配合のバランス、室温への戻し具合など『ハウス オブ フレーバーズ』だからこそできる味わいが、ここにあるのだ。



「チーズケーキ(小)」(6,000円)※「チーズケーキ(大)」は15,000円

最高の状態のチーズケーキを味わいたいならばやはり同店を訪れるのがベスト。しかし、場所が鎌倉山なだけに、なかなか時間がないと言う人は、お取り寄せをおすすめしたい。

公式サイトや電話で予約を受け付け。記念日やホームパーティーなどに用意したい場合は、なるべく指定日の2週間前には予約しておくのがいいだろう。特別な日の特別なケーキとして、喜ばれること間違いなしだ。


チーズケーキに蜂蜜が合う!



「贅沢チーズケーキ」(2,530円)
銀座でしか買えない極上チーズケーキ『レゾルカ』

一度は食べてみたいと憧れるスイーツが誰にでもひとつはあるもの。チーズケーキならば超人気店『レゾルカ』の「贅沢チーズケーキ」がそのひとつではないだろうか。

手土産はもちろん、自分へのご褒美スイーツとして購入する人も多く、予約は必須。一度食べたらクセになる美味しさの訳を伺った。

ひと口味わってみると、まず感じるのはゴルゴンゾーラの力強い味わいと香り。

ゴルゴンゾーラの味わいをより楽しめるように、ベースとなっているチーズケーキにゴルゴンゾーラを混ぜ込むのではなく、先にベースを型に流し込んだ後からゴルゴンゾーラをちぎって入れているのだ。



ピカンテと呼ばれる辛味のあるゴルゴンゾーラを使用

ワインとの相性も抜群。金曜に「贅沢チーズケーキ」とお気に入りのワインを買い、週末は自宅でゆっくりとこの極上の味わいに酔いしれるという常連さんもいるというのも頷ける。

酸味の強いオーストラリア産のクリームチーズに砂糖、卵、小麦、北海道産の濃厚な生クリームを加えて混ぜ合わせたベースは、ゴルゴンゾーラの香りと味わいに寄り添うよう甘みを抑えつつ、絶妙なバランスで配合されている。



まずはそのままチーズケーキのみを味わってから、はちみつをかけて召し上がれ

また、カリカリとした食感が楽しい、くるみ入りクランブルもいい仕事ぶり。甘さ控えめのチーズケーキに、ほどよい甘みをプラスしてくれるのだ。

チーズケーキを少し焼いた後、その上にかけてさらに焼き上げることでこの食感が生まれる。

また、時折感じる塩味とサクサクとした食感を生んでいるのがマルタ塩。

さらに「贅沢チーズケーキ」には、季節毎に厳選したはちみつが付く。これをかけて味わってみるとまた違った美味しさに出会えるのも嬉しい。



1日に限られた本数しか製造できないため、購入前には必ず予約してから来店しよう

前日まで(本数が多い場合は2〜3日前)に予約必須の超人気「贅沢チーズケーキ」。

次の週末は、究極のチーズケーキとワインで優雅なひと時を過ごしてみてはいかがだろう。

大切な人へのとっておきの手土産にもおすすめだ。




1人様用(8cm)1個 760円/6〜8名様用(15cm)1個 4,320円(どちらも税込)
海外で絶品すぎると話題のチーズケーキが日本初上陸『GAZTA(ガスタ)』

バスクチーズケーキ専門店『GAZTA(ガスタ)』。実は、オープン前から話題を集めていたお店なのだ。

注目の的となったのは、同店で唯一提供される「バスクチーズケーキ」。

スペインとフランスにまたがるバスク地方、世界一の美食の街サンセバスチャンの名店『LA VINA(ラ・ヴィーニャ)』の名物「チーズケーキ」に惚れ込んだ『GAZTA』のシェフパティシエを務める戸谷尚弘氏。

門外不出だったレシピを、何度も何度もその味を学びたいと根気強く働きかけた結果、厨房に足を踏み入れる機会を得て、秘伝のレシピを学ぶことができた。つまり、その味を再現できるのは、世界でGAZTAだけなのだ。



同店で提供されるのは、もちろん 「バスクチーズケーキ」のみ

スフレやベイクド、レアにも当てはまらないのが、「バスクチーズケーキ」。まさに同店オリジナルの逸品!

表面にはしっかりとした焼き色がついており、中はしっとり。クリーミーでチーズのコクも感じられる味わい、とろっとした食感は、一度食べたら忘れることができない。

素材の微妙な配合からオーブンの温度、焼き上げる時間…。すべての工程で絶妙なバランスが求められる逸品を、スペイン以外に世界で唯一、『GAZTA』で味わうことができるのだ。



商品がなくなり次第、閉店なので早めの来店がベターだ

ワイン、シャンパンなどのお酒との相性も抜群なので、自分へのご褒美はもちろん、手土産や差し入れとして持って行くものおすすめ!

ぜひ『GAZTA』へ足を運んで、美食の街で長年愛されている「バスクチーズケーキ」の美味しさをご堪能あれ。


最高級に美味しいチーズケーキはこれだ!



「東京スーパーチーズケーキ」1,000円(税別)
白ワインと合わせて頂きたい口どけよく爽やかな極上チーズケーキ『パティスリー SATSUKI』

ホテルニューオータニのペストリーショップ『パティスリー SATSUKI』(ザ・メイン ロビィ階)で購入できる“スーパースイーツ”シリーズの「東京スーパーチーズケーキ」も見逃せない!

本シリーズの根底には「スタンダードをもっとおいしく!」という想いがあり、「〇〇といえばコレ!」と連想できるような王道のスタイルで提供。

オランダの代表的なチーズであるエダムチーズを使用し、そのチーズの味を最大限に引き立たせるのが「八丈島ジャージー牛乳」と、下に敷き詰められる大粒のラムレーズンである。



ホテルニューオータニのザ・メインロビィ階にお店があり、テイクアウトのほかにイートインも楽しめる。ケーキの予約などは電話でお問い合わせを!

「八丈島ジャージー牛乳」は、さっぱりとしつつも豊かな味わいが特徴であり、チーズのようなはっきりとした味にも負けず、チーズの味を深めてくれるそう。

また、味のアクセントにもなる大粒のラムレーズンは、3日間かけてラム酒に漬け込み、仕上げにハチミツでマリネした自家製のラムレーズンだ。

また、アーモンドミルククリームの下にも食感のアクセントとなる秘密が潜む。それはカステラからヒントを得たという、ザラメだ。このカリカリとした心地よい食感が懐かしさと、噛む度に広がる甘さを生み出している。

とっておきのスイーツを用意したい特別な日に“スーパースイーツ”シリーズを購入してみてはいかがだろう?




ここでしか購入できない、日本限定商品を多数ラインナップ
有名フロマージュブランドが手がけるベイクドチーズケーキも絶品『beillevaire(ベイユヴェール)麻布十番店』

ミシュランの星付きシェフやフレンチ界の巨匠、次世代の若き天才シェフたちも指名買いするほどの、有名フロマージュブランドである『beillevaire』。

その日本第一号店として2017年8月にオープンしたのが『beillevaire(ベイユヴェール)麻布十番店』である。

今回紹介したいのは、看板商品のひとつでもあるベイクドチーズケーキ「ガトー・フロマージュ・ミ・キュイ」だ。



「ガトー・フロマージュ・ミ・キュイ・ハーフサイズ」(1,800円)

ベイクドチーズケーキとはいっても、『beillevaire』で販売しているのは、じっくりと丁寧に低温で焼き上げられた、半生タイプのベイクドチーズケーキである。

特徴は、口に入れた時に感じる上品な口あたりと、『beillevaire』の濃厚なフロマージュの香り。普段はあまり甘い物を食べない人でも食べやすい、ほどよい甘さも手伝って、最後まで飽きることなくペロリと食べられてしまう。



「ピスタチオ・フロマージュ・ミ・キュイ」(2,000円)

「ガトー・フロマージュ・ミ・キュイ」にピスタチオフレーバーを織り交ぜて作られた、「ピスタチオ・フロマージュ・ミ・キュイ」もぜひ味わってみて欲しい一品。

フロマージュの濃厚な香りと共に、ピスタチオの層から生み出される軽やかな香ばしさが加わり、最高の味わいに仕上げられている。また上にトッピングされたピスタチオの食感も心地よいアクセントになっており、ワインも進む大人の味わいだ。



2種類購入して味わいの違いを楽しむのもおすすめ

チーズケーキの他にも、同店には、本国直送チーズやコク深い発酵バターを使用した、旨みが詰まったバターサンド「サンド・オ・ブール」など幅広い世代が楽しめるスイーツが揃う『beillevaire(ベイユヴェール)麻布十番店』。

同店を訪れれば、手土産だけでなく、ホームパーティー用のスイーツや、休日のワインのお供などシーンに合わせた一品が必ず見つかるだろう。