東京・池袋の人気ラーメン店「ソラノイロ食堂池袋店」に2019年8月27日〜9月13日、新感覚メニュー「隠し味が隠せない冷やし中華」が登場します。

隠し味にトッピングされたのは「バニラアイス」。いったいどんな味わいになるのでしょうか...。そしてさらに別の"仕掛け"まで!? とにかく東京バーゲンマニア記者は実際に食べてみることにしました。

バニラアイスをめんつゆに溶かすと...

今回のメニューは、アイスジャーナリストのシズリーナさんとソラノイロ食堂のコラボによって実現しました。シズリーナさんは「雪見カレーヌードル」(ロッテ「雪見だいふく」×日清食品「カップヌードルカレー」)や、「エッセル冷やし中華」(明治「エッセルスーパーカップ」×コンビニ冷やし中華)など、画期的なアレンジレシピの考案者として知られています。

まずは見た目を楽しみます。真っ赤なミニトマトの美しい飾り付けが印象的です。食材の一番上はマッシュルームフライ、その下にあるのはマヨネーズ...ではなく、バニラアイスです。スタッフによると、このアイスは明治「エッセルスーパーカップ」なのだそう。ほか、焼豚、とうもろこし、トマト、キュウリが入っています。野菜はいずれも国産です。

見た目を十分楽しんだあとは全体をよ〜く混ぜて、バニラアイスをめんつゆに溶かします。

まずはやはり気になるめんつゆから。ゴマドレッシングのような、まろやかクリーミーな味わいでおいしかったです。バニラアイスの甘さは感じられず、混ぜた状態で出てきたらきっと気づけなかったと思います。途中でからしを混ぜると、味のアクセントになってこれまたよかったです。レンゲですくって飲んでもむせることなく、何口かめんつゆだけを味わってしまいました。麺はちゅるんと口に入り、噛むとコシの強さが感じられました。

個人的に特においしかったのはマッシュルームフライです。外はサクサクで、中に旨みが凝縮されています。またトマトが苦手な記者ですが、このミニトマトは甘みがあり、おいしかったです。とうもろこしは甘くてプチプチ、きゅうりはシャキシャキ、焼豚は香ばしく食べ応えがあり、食材ひとつひとつが楽しめました。

耳栓をつけて食べる!?

実はこの冷やし中華を食べるとき、記者は耳栓をしていました。というのも、シズリーナさんは「自分のそしゃく音が味にどのような変化をもたらすのか」を体験してもらいたいとの思いから、"食べるエンターテインメント"として、今回のメニューを考案したといいます。前々からソラノイロ食堂が使用している新鮮な国産野菜はそしゃく音がよさそうだと感じていたそうです。今回のメニューを注文した人には、耳栓が無償提供されます。

初めての体験でしたが、周囲の音を遮断することで食に集中でき、噛むたびにシャキ、サク、プチっといった音が口の中で鳴ることで、食材本来のおいしさがより伝わってきました。

見た目、味、音のすべてが楽しめるお得感のある一杯です。価格は税込900円。数量限定(1日約20食を予定)なので、気になる人はお早めに。

ソラノイロ食堂池袋店の場所は豊島区池袋2-22-5 東仙第2ビル1F。定休日は月曜。営業時間は火〜金曜が11時〜15時30分と18時〜23時(※L.O.22時)、土曜が11時〜23時30分(※L.O.22時)、日曜・祝日が11時〜15時。

店舗の詳細は公式サイトへ。