中国メディア・新華網は13日、外国人に評判の悪い中国人観光客の食事マナーの事例を取り上げるとともに、なかなか改善されない状況を変えるために行うべきことを掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・新華網は13日、外国人に評判の悪い中国人観光客の食事マナーの事例を取り上げるとともに、なかなか改善されない状況を変えるために行うべきことを掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 記事は、長江三峡クルーズにおいて外国人観光客からのクレームで最も多い問題がビュッフェに関する内容であり、「外国人の老夫婦が食事を取りに行ったら、食べ物がすっからかんになっていた。そばにいた中国人観光客が、何枚もの皿に食べきれないほどの食事が盛られていたことに対し、食べ物がもったいないとのクレームがついた」とする中国国内旅行会社の担当者による話を紹介した。

 また、国外旅行でビュッフェ形式の食事があると、「外国人観光客が中国人と一緒に食事したがらない」ことがあり、中国の旅行会社スタッフとしてとても、気まずいといった声を紹介したほか、食事中に大声で話す、テーブルとテーブルの間を行ったり来たりする、勝手に飲み物やデザートを持ち込むといった行為が見られると説明した。

 そのうえで、マナー違反とされる行為が改善されない背景には「当事者にマナー違反の認識が不足している、管理が不足している」ことがあり、旅行のモラルを作りあげるには日常生活の小さなことから改善しなければならないとする旅行業者や観光客らの声を伝えた。

 ビュッフェスタイルの食事は旅行の醍醐味の1つであり、楽しみにしている人も多いはず。それなのにトレーの中身がほとんどなくなっていたとしたら、さぞやガッカリすることだろうし、豪快によそって大量に残す客を見つけたならば自然と怒りもこみ上げてくるだろう。

 旅行に限らず、マナーの根本にあるのは、自分以外のものに対する思いやり。それを習慣化するには、やはり小さいころからの実践を繰り返さなければならない。今の子どもたちが自分のことばかりでなく、他人や周囲への気配りを習慣的に身に着けられていけば、中国人観光客の旅行マナーは徐々に改善されていくことだろう。(編集担当:今関忠馬)