昼の超長寿バラエティ番組『笑っていいとも!』が来春終了することが、先日番組内で司会者タモリの口から正式に発表された。この事実を「ようやくか」と思うか「やっとか」と思うか、あるいは「まだ終わってなかったのか」と思うかは人それぞれだろうが、とにかく1982年10月放送開始から31年半となる2014年春、『笑っていいとも!』は終了する。

これに伴い、あちらこちらでやたらと話題となっており、中には後番組に中居正広司会の『ハッピーピープル』だって、つまんなそう! みたいなのもある。

しかしながら、この後番組の話題は、今回の正式な終了告知以前からしばしば出ていたアテにならない打ち切りの噂ニュースのひとつなので鵜呑みにしてはいけない。現時点では後番組についての正式告知は何もない状態である。せいぜいが虚構新聞の「『笑っていいとも!』、後番組は『いいとも!』HD再放送」(http://kyoko-np.net/2013102301.html)という嘘ニュースぐらいだ。

ちなみにこの内容、筆者のツイッターネタ(https://twitter.com/gen_t/status/392639529363853312)と被ってて悔しい限りだ。

とはいえ、みなさまご存知のどおり『笑っていいとも!』は生番組であり、日曜日に「増刊号」と題した総集編やちょっとした名場面集は放送されるものの、基本は一回放送したらそれっきりなので、番組丸ごとの再放送をして欲しいと思うのも事実ではある。中でもぜひ見たいのは、なんといっても生放送ならではのハプニングの数々である。

有名なところではテレフォンショッキングに黒柳徹子が出演した際、番組進行を無視して話し続けてほかのコーナーが潰れてしまった回だろうか。

ほかにも、こんなのがあった。

片桐はいりが寝坊して遅刻
・由紀さおりと三宅裕司が渋滞のため遅刻
タモリ欠席で明石家さんま司会の日に石原真理子ゲストのはずが女装したビートたけしが乱入
・裏番組に出演中の伊集院光に出演依頼電話をかけてフジテレビとTBS両局で生電話中継
タモリがオフコース嫌いを公言してるのに小田和正登場で終始ギスギスした雰囲気で進行
・毬谷友子が何度も放送禁止用語発言
・ゲスト登場のはずが明らかに挙動不審な人物がタモリの隣に腰掛けスタッフに追い出される等々

このコーナーは、進行を助けるレギュラー陣が出演しないこともあってか、とかくハプニングが起きやすいようだ。

もちろん、ほかのコーナーでも数々のハプニングがあった。

例えばこんなヤツだ。興味ある人はYouTubeで探してみてください。

・橋田壽賀子にトルコでの事件を蒸し返された江頭2:50がキスして口封じ
・関根勤がモノマネを披露したら客席から「似てな〜い」と声が上がってほんとに不機嫌に
・笑福亭鶴瓶がツッコミを入れる動作のふりして奥山佳恵の胸を触る等

そのほか我々の記憶から遠のきウェブ検索でもひっかからないような、でも結構アレな出来事は大量にあるだろう。なにせ31年、インターネット普及以前から延々続いている番組だ。伝説になりそこねた、しかし確実に伝説的な回もおそらく膨大にあるはずだ。

こうしたことを再検証、および有志の手であらためてまとめられていくためにも、ぜひとも放送当時のまんまの丸ごとの再放送を希望する。

とはいうものの、今挙げたような回ほど再放送しづらいのも事実。事実ではあるけど、でも時代の記録としてどうにかなりませんか、本当に、どうか。後番組とかあんまり期待できないし。

(田中 元)

※写真はフジテレビ公式サイトより

【関連情報】
森田一義アワー 笑っていいとも! - フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/iitomo/index.html