KRY山口放送

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地元定着の難しさが浮き彫りになりました。

この春、山口県内の大学などを卒業した学生の就職内定率が過去最高となった一方、県内就職率は伸び悩み、人口流出と担い手不足という課題が改めて浮かび上がっています。

県内企業の人材確保策などを協議する会合で、山口労働局が発表したものです。

ことし3月に県内の大学・短大・高専・専修学校を卒業した学生の就職内定率は97.2%。(医学部除く)

前の年を0.8ポイント上回り、現在の形で統計を取り始めた1995年度以降で最も高くなりました。

背景には、人手不足を受けた企業の旺盛な採用意欲があります。

大学の卒業生に限ってみると内定率は97.5%とこちらも過去最高ですが、県内就職率は27.3%。

前の年をわずかに上回ったものの多くの学生が県外へ就職する傾向が続いています。

(周南公立大・立部文崇 副センター長)
「(県内)企業と大学が継続的につながりを持つために、大学としてどういうことが今後できうるのか…」

(県経営者協会・宮本道浩 専務理事)
「企業と学生の出会いの場をセットしてもらっているものをしっかり活用していくことを一生懸命やっていくしか…」

なお、高卒者の就職内定率は99.6%と高水準で、県内就職は80.6%となっています。