2026年5月4日に放送されたTBS系の特別番組『今夜復活!! 8時だョ! 全員集合』(番組公式HPより)

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 5月4日に放送された『今夜復活!! 8時だョ! 全員集合』(TBS系)の内容に多くの批判が寄せられる事態となっている。

「『全員集合』は、1969年10月から1985年9月まで放送された人気番組です。基本的に公開の生放送でおこなわれたため、火事や停電などのハプニングが起きることもあり、そうした臨場感も長く語り継がれています。

 今回は全803回の放送から厳選されたコント20本が放送されましたが、そのまま流すのではなく、スタジオで出演者がコントに対する感想を話したほか、コント映像にワイプやテロップ、ナレーションなどが入っていたため、疑問の声があがっているのです」(スポーツ紙記者)

 ドリフ特番が視聴者の不評を買うのは今回が初めてではない。

「『ドリフ大爆笑』シリーズを放送していたフジテレビでは、2021年から『ドリフに大挑戦スペシャル』が不定期に放送されています。これは往年の名物コントに、お笑い芸人のほか俳優やアイドルなどが挑戦するものですが、“つまらない” といった声が相次ぎました」(同)

 今風のアレンジを加えた番組作りには、X上でも不満の声が聞かれる。

《ドラマはそのまま再放送するのに、ドリフはおかしな演出を加えて再放送 わざわざ手を加えないとドリフのコントの面白さが伝わらないとでも? それッて、ドリフターズに対して非常に失礼じゃないか》

《シンプル再放送でいい。あの頃のあの笑いがみたいんや。いらんことすんな》

テレビを見なくなって25年以上、その大きな理由の1つ「過剰なテロップがウザい」昔の再放送につけるとか地獄やん》

 こうした声が聞かれる理由を、放送作家が指摘する。

「ザ・ドリフターズのコントの魅力は、2004年に亡くなったリーダー・いかりや長介さんがしっかりと設定を作り込むものの、それを加藤茶さんや2020年に亡くなった志村けんさんが本番でぶち壊しにしてしまう “ドタバタ” や “緩急” にあります。テロップやナレーションが入ってしまえば、その空気感はぶち壊しになってしまいます」

 ならばXの指摘のとおり、普通に再放送でもよさそうなものだが……。

「やはり地上波のテレビ番組として放送するなら、なにかしらの新要素を加えなければいけないと考えたのでしょう」(同)

 国民的な人気を誇った “ドリフの無駄づかい” だけはやめてもらいたいものだ。