《内閣府公用車・7人死傷事故のその後》同乗の“高市早苗首相の側近官僚2名”は「いまだに復帰せず」…130キロで突っ込んだ運転手は「事故前後の記憶がない」
衝撃的な事故だった--1月22日、内閣府の公用車が赤信号の交差点に猛スピードで進入し、車両6台を巻き込み7人が死傷する事故が発生してから、約100日が経過した。
【写真を見る】公用車が時速130キロで突入するドラレコ映像、官僚は後部座席から身を乗り出す形でエアバッグに挟まれていた
現場は国会議事堂や首相官邸から200mほどの距離にある特許庁前の交差点。公用車は官邸から出てわずか30秒ほどで、赤信号を無視し時速130キロで突っ込んだ。事故の経緯にはいまだに謎が多い。全国紙社会部記者が語る。
「内閣府交差点方向から特許庁前交差点に突入した公用車は、まず白のワゴン車に衝突。その衝撃で吹っ飛んだワゴン車が2車線隣のタクシーを直撃し、タクシーに乗っていた32歳の男性が脳挫傷などで死亡しました。計6台が絡む多重事故となり、7人が死傷しました。
その後の実況見分の結果、現場にブレーキ痕は残っておらず、また公用車自体の不具合や故障はなかったとされています。なぜ出発して30秒で、ブレーキも踏まずに交差点に突っ込んだのか、いまだに詳しいことは明らかになっていません」
さらに事故を起こした公用車には、高市早苗首相キモ入りの政策を推進する大物官僚が同乗していたことがわかっている。官邸関係者が解説する。
「同乗していたのは、『日本成長戦略本部』事務局に名を連ねる大物官僚のA氏とB氏です。A氏は両足と顔を骨折し、B氏は開放骨折の重傷を負い、即時入院した。
『日本成長戦略本部』は高市氏の首相就任直後に発足。成長戦略をまとめる夏に向けていよいよ大詰めですが、2人は事故から3か月がたった4月中旬にも復帰できておらず、会議には参加できていないと聞いています。両者の体調は心配ですし、高市氏もショックは大きいでしょう」
公用車の運転手は、内閣府が業務を委託する車両運行管理会社「大新東」に勤務する男性(当時69)だった。警視庁は事故から1か月がたった2月下旬、この会社の関係先に家宅捜索に入っている。
「男性運転手は、周囲に『事故を起こした前後の記憶がない』と証言していると明らかになっている。警視庁は運転手の勤務状況や、会社の管理状況を確認するために家宅捜索に入ったのでしょう。運転管理者の台帳などが押収されたようです。
一方、同乗していた官僚の証言などについては明らかになっていない。事故の経緯解明に向け、2人の証言は大きなカギを握るでしょう」
NEWSポストセブンは事故の経緯を取材するため、男性運転手の自宅を訪れたが取材に応じることはなかった。
7人が死傷した凄惨な事件。真相究明はまだ先になりそうだ。
