BBSジャパンの鍛造技術とモータースポーツの本場、ドイツで鍛え上げられた豊富なノウハウから紡ぎ出される究極のハイパフォーマンスホイール

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2022年はF1、NASCARへのワンメイク供給、23年は新素材フォルテガの発表、24年はフォルテガ製ホイール「FL」の発売と、世界中から注目を集める東京オートサロン(TAS)の場でブランドの新しい取り組みを紹介しているBBSジャパン。

BBSブランドの始まりは1970年。活動の軸足をモータースポーツに置き、ドイツ南西部のシルタッハを拠点に各種レーシングパーツや軽量レーシングホイールをさまざまなチームに供給し、レースの世界でBBSの知名度を高めていった。

BBSジャパンの前身のワシマイヤーは71年に富山県で誕生。繊維機械に用いられる「ビーム」と呼ばれる糸巻き部品を、当時主流だった鋳造から鍛造に変えることで軽量・高強度化に成功し、鍛造ビームは圧倒的シェアを誇った。

アルミホイールにさらなる軽さと速さを求めて卓越した鍛造技術を持つパートナーを探していたドイツのBBSと、繊維業界に鍛造技術で革命を起こした富山のワシマイヤーが出会ったのは83年。以降、両社のコラボから生まれたアルミ鍛造ホイールがモータースポーツ、アフターマーケット市場を席捲していった。

26年は前身のワシマイヤー創業から55年目の節目にあたり、BBSジャパンは将来の道しるべとなるべく新しいブランドステイトメント「Performance Driven」を発表。パフォーマンス=機能、性能といった意味合いを持ち、モータースポーツで圧倒的速さ、強さ、スピードを提供し続けてきたBBSブランドの原点に立ち返るという意思が込められている。

Driven(ドリブン)には「衝動的に何かをせずにはいられない、何かに渇望している」といった意味がある。圧倒的なパフォーマンスを追求するために業界内で最大級の1万2000トンプレス機を使い、妥協のない徹底したクラフトマンシップで1本1本の製品に丹精を込めて作り上げるモノづくりの伝統と、最新の技術と素材を組み合わせていくことを示す。TAS2026では新しいブランドステイトメントを体現する4つの新製品が紹介された。

マグネシウム鍛造の新作「MAG-Rコンセプト」

F1用ホイールに長年用いられてきたマグネシウム合金。圧倒的な軽さの反面、鍛造も含めて加工が非常に難しい。BBSジャパンでも過去にマグネシウム鍛造ホイールを商品化してきているが、今回は既販のアルミニウム鍛造ホイール、FI-RやFI-R Evoにも通じる、スポークの「中抜き」、「縦横の穴開け」といったレース由来の加工技術を駆使することで、もともと軽いマグネシウムをさらに軽量化し、アフターマーケット向けホイールに求められる強度と剛性もしっかり担保。ドイツのグループ会社、BBS Motorsportが持つマグネシウムの設計・加工技術と、BBSジャパンのマグネシウム鍛造技術を組み合わせた革新の1本は、市販化に向けて鋭意開発中だ。