劇場版『チェンソーマン レゼ篇』©2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト ©藤本タツキ/集英社

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 公開11日間で興行収入30億円を突破し、大きな話題を呼んでいる劇場版『チェンソーマン レゼ篇』。もともと『チェンソーマン』には多くのファンが存在したが、あらためて国内外で熱気に満ちたムーブメントが生まれている印象だ。

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 そこで今回は、同作が実写化される可能性について妄想。登場人物たちをそれぞれ誰が演じるべきか、独断と偏見にもとづいて“実写キャスト”を検討していきたい。

■デンジ 主人公のデンジは、同作においてもっとも重要な役どころ。強烈な存在感のある役者ということを前提として考えると、思い浮かぶのは平野紫耀だ。ヤンチャな見た目で金髪も似合うため、ビジュアル的なイメージもぴったりではないだろうか。

 しかも平野は演技力の高さに定評があり、さまざまな役を演じ分けられる役者。とくに2018年公開の映画『honey』では、学校中から恐れられているが実はピュアな内面をもつ高校生……というデンジに近い役柄を演じていた。

■レゼ 続いて『レゼ篇』で大活躍したレゼは、偶然の出会いからデンジの心を奪ってしまう“魔性”のヒロイン。ミステリアスな雰囲気があり、アクションも達者な役者が望ましいため、ここでは平手友梨奈を推してみたい。

 映画『響-HIBIKI-』鮎喰響役や『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』佐羽ヒナコ役など、実写化作品で多数活躍してきたキャリアも役立つはず。『チェンソーマン』がエッジの効いた表現を多用するサブカル的な作品ということも踏まえると、なおさら作品の雰囲気に合いそうだ。

■マキマ また、マキマはデンジが所属する公安対魔特異4課の上司にあたるキャラクター。フォーマルな服装が似合う大人の女性というイメージなので、実写キャストの候補には木村文乃の名前を挙げたい。

 7月から放送されたフジテレビ系ドラマ『愛の、がっこう。』では、“チワワ先生”と呼ばれるほど威厳がない高校教師役だった木村だが、演技のポテンシャルとしては十分マキマ役を演じられるはずだ。

 あるいはもう1人候補を挙げておくなら、小松菜奈もマキマのようなカリスマ性を表現できる役者として適役かもしれない。

■早川アキ またデンジの先輩にあたるデビルハンター・早川アキ役の候補としては、櫻井海音はどうだろうか。実写『【推しの子】』で演じたアクア役は、表面上クールな言動をしているがその内に燃え上がる激情を秘めている……という点でアキに近いキャラクター性だった。

■天使の悪魔 『レゼ篇』で一躍人気が爆発したのが、アキのバディとして活躍する天使の悪魔。男性でありながら、少女のように可憐なビジュアルをしたキャラクターだ。その実写キャストとしては、たとえば板垣李光人なら違和感がないかもしれない。

 板垣といえば儚さと透明感を併せ持った役者で、中性的な魅力が大きな武器。映画『ババンババンバンバンパイア』ではかわいらしさ全開の純情少年・立野李仁役を演じたほか、NHK大河ドラマ『どうする家康』で見せた女装姿が「本当に女性かと思った」と話題になったことも記憶に新しい。

■サメの魔人 また“ビーム”ことサメの魔人は、『レゼ篇』で思わぬ活躍を繰り広げたキャラクター。元気いっぱいにデンジをサポートする役どころだが、熱量の高い演技に定評のある山田裕貴なら、その魅力を存分に再現してくれそうだ。『HiGH&LOW』シリーズの村山良樹や『東京リベンジャーズ』シリーズの龍宮寺堅(ドラケン)に並ぶほどのハマり役になることを期待してしまう。

■パワー パワーは『レゼ篇』ではあまり出番はなかったが、作中最重要キャラクターの1人と言っていいだろう。傍若無人な言動で周囲を振り回すが、無邪気で憎めないところもあるという独特のキャラ設定だ。『銀魂』シリーズの神楽役でおなじみの橋本環奈なら、そのキュートな暴れっぷりを表現できるのではないだろうか。

■東山コベニ その一方で東山コベニは、公安対魔特異4課に所属するデンジの同僚。極度の小心者で怯えてばかりいるが、実は底知れない実力を隠し持っているという設定だ。実写キャストを考えるなら、『ベイビーわるきゅーれ』の深川まひろ役で知られる伊澤彩織がふさわしいように思われる。まひろは社会に馴染めない“コミュ障”だが、圧倒的な身体能力を持っているため、コベニに近いキャラクター性だった。

■暴力の魔人 そのほか暴力の魔人は、コベニのバディを務めるキャラクター。ド派手なアクションシーンを演じることを考えると、映画『はたらく細胞』のキラーT細胞役で強烈なインパクトを残した山本耕史を当ててみたくなる。

 なお『チェンソーマン』は国内だけでなく、海外でも人気が高いコンテンツ。現在公開中の『レゼ篇』も世界的なヒットが期待されている。もしかすると今後の盛り上がり次第では、『ONE PIECE』のようにハリウッドで実写化される可能性もゼロではないのかもしれない……。(文=キットゥン希美)