キャベツの正しい保存方法って知ってる?丸ごと・カット・千切りなど切り方別に紹介!
生で食べるサラダから、コトコトと火を通した煮込み料理まで、使い勝手のいい野菜、キャベツ。丸ごと買ったほうがお得だけど、「使いきれないかも……」と、ついついカットしたものを買っていませんか。正しい保存方法を知れば、丸ごと1玉買ったキャベツも最後まで食べ切れるので大丈夫!
今回はキャベツの保存方法を徹底解説。丸ごと、カット、千切りなど切り方に合った最適な保存の仕方について一緒に学んでいきましょう。キャベツを毎日のメニューに活用してくださいね。
キャベツの旬と栄養
いまや1年中、手に入るキャベツですが、旬は春・夏・冬の3シーズンあり、それぞれ「春キャベツ」「夏キャベツ」「冬キャベツ」と呼ばれています。
「春キャベツ」
3月〜5月に収穫。千葉・神奈川・九州などで栽培。
「夏キャベツ」
6月〜9月に収穫。群馬(嬬恋)・長野・北海道・東北などで高地栽培。
「冬キャベツ」
11月〜2月に収穫。愛知・千葉などで栽培。
また、キャベツにはたくさんの栄養が含まれています。
・ビタミンC:免疫力を高め、疲労回復や肌荒れ改善などをサポート
・ビタミンK:血液や骨の健康をサポート
・ビタミンU:別名「キャベジン」。胃腸の健康をサポート
・アントシアニン:レッドキャベツに多いポリフェノールで、抗酸化作用がある
・ジアスターゼ:でんぷん分解酵素で、胃の健康をサポート
鮮度のいいキャベツの選び方

続いて、鮮度が高く、美味しいキャベツの選び方を紹介します。
キャベツを選ぶときは、次の4つのポイントをチェックしましょう。
(1)ずっしりと重みがある
(2)みずみずしい外葉が付いている
(3)軸の切り口が新しく太すぎない
(4)緑色が濃い
まず、持ったときに重みを感じるキャベツは、葉がしっかり巻かれているものが多く、中まで詰まっています。外葉は鮮度の目安になります。しなびたり、緑色が薄かったりすると古くなっている恐れあり。外葉が取られていて白っぽいキャベツも同様です。

さらに、軸も目安になります。太すぎるものは軸の部分が多いと考えられます。色も鮮度を見分けるときには欠かせないポイントで、特に春キャベツと夏キャベツを選ぶときは緑色が濃くてツヤのあるものがおすすめ!
丸ごとキャベツの保存方法

キャベツを丸ごと1玉買ったときの保存方法と保存期間を紹介します。
保存方法
冬であれば常温しても大丈夫ですが、キャベツは0〜5℃の低温保存に適した野菜なので、基本的には冷蔵保存がベストです。保存の手順は以下の通りです。
(1)キャベツの芯を包丁でくり抜く
(2)キッチンペーパーを水で濡らして丸め、芯を取ったくぼみに詰める
(3)濡らした新聞紙かキッチンペーパーでキャベツ全体を包み、ポリ袋に入れる
※キャベツが呼吸できるように、袋は密閉せずに軽く閉めておく
(4)芯をくり抜いた方を下にして、冷蔵庫の野菜室で保存する
(5)芯の部分に詰めたキッチンペーパーは定期的に交換する
芯をくり抜く理由は、芯が付いたままだとキャベツが成長を続けてしまい、葉の栄養が奪われてしまうため。また、キャベツは芯がない方が2倍近くも長持ちするのだとか!長く保存したいなら芯はくり抜いておきましょう。
また、保存したキャベツを使うときはカットするのではなく、葉を1枚ずつはがせば長持ちします。
保存期間
キャベツを丸ごと保存するときは、
・常温保存(冬場):1〜2週間ほど
・冷蔵保存:2週間〜1ヶ月くらい
を目安に考えるとよいでしょう。かなり長持ちするので、いろいろな料理に使って上手に消費したいですね。
カットしたキャベツの保存方法

「カットしたキャベツしか売っていなかった」「冷蔵庫に入らず、仕方なくカットした」という場合もありますよね。そこで、カットしたキャベツの保存方法と保存期間を紹介します。
保存方法
1/2や1/4にカットしたキャベツも、必ず芯を処理しましょう。切った部分から傷みやすくなるため、カットしたキャベツは冷蔵保存が基本です。カットしたキャベツの保存は、次の手順で行います。
(1)芯の部分を切り落とす
(2)濡れた新聞紙かキッチンペーパーで全体を包む
(3)ポリ袋に入れて、口は軽く閉める
(4)できるだけ軸の切り口があった方を下にして、冷蔵庫の野菜室で保存する
カットしたキャベツも、使うときは葉を1枚ずつはがして使うのがおすすめです。また、カットした部分は酸化して黒ずみやすくなるので、その部分は切り落として使うとよいでしょう。
保存期間
カットしたキャベツは丸ごとのときと比べて、保存期間は短くなります。だいたい3〜5日を目安に食べきってください。
千切りキャベツの保存方法

「千切りキャベツが余ってしまった!」という場合も、保存できるので大丈夫。千切りキャベツの保存方法と保存期間について紹介します。
保存方法
千切りキャベツは断面が多い分、空気に触れて変色したり乾きやすくなったりします。見た目も味も落ちやすいため早めに食べきるようにしましょう。基本は冷蔵保存です。
少しでも長持ちさせるためのコツとしては、
・レモンや酢などを少し混ぜる
・保存容器に入れて水に浸す
などがありますが、より長く保存したいなら冷凍保存がおすすめ。
生の千切りキャベツを保存する手順は、次のとおりです。
(1)サッと水にさらして千切りキャベツをパリッとさせる
(2)水気をしっかり切ったり拭き取ったりして、冷凍用の保存袋へ入れる
※このとき、酸化を防ぐためにも余分な空気を抜く
(3)金属製のトレーに乗せて、急速冷凍する
ただし、1度冷凍してしまうと、冷凍前のシャキシャキ感は失われやすくなります。そのため、スープの具材や炒めものなどの加熱調理に使うことがおすすめ!
保存期間
千切りキャベツの保存期間は、カットしたキャベツよりもさらに短く、冷蔵した場合は2日ほどしかありません。冷凍すれば2週間〜1ヶ月は保存できるので、翌日までに食べ切れない場合は冷凍するといいかもしれませんね。
春キャベツと冬キャベツで保存方法は変えたほうがいい?

冒頭でもお伝えしましたが、キャベツには旬が違ういくつかの種類があります。
同じキャベツでも、「春キャベツ」と「冬キャベツ」は大きく違うところもあるので、保存方法は変える方が正解!
春キャベツの保存方法
甘くてやわらかい春キャベツは、冬キャベツに比べると傷みやすく、保存期間は短い傾向にあるようです。そのため、できるだけ長持ちさせるためにも、カットするのではなく丸ごと冷蔵保存するのが◎。保存期間を長くする、芯の処理も忘れずに行ってくださいね。
冬キャベツの保存方法
一方、葉がかたくて中が詰まった冬キャベツは、0〜5℃の気温になる地域なら常温保存でOK!こちらも芯をくり抜いて濡らしたキッチンペーパーを詰め、冷暗所に保存しましょう。キッチンペーパーは定期的に濡らすor交換すると、より長く保存できますよ。
キャベツの美味しい保存食を作る方法

生のまま冷蔵・冷凍で保存する以外にも、キャベツは保存食に加工することもできます。
有名なのは「酢漬け(乳酸)キャベツ」。キャベツの葉に含まれる乳酸菌を利用して作られる発酵食品です。ドイツでは「ザワークラウト」、フランス語では「シュークルート」などと呼ばれ、肉料理の付け合わせとして親しまれているものです。冷蔵庫で約1ヶ月保存ができるところも魅力です。
作り方
(1)洗って水気を切り、千切りにしたキャベツ500gを保存袋や保存容器に入れる
(2)酢90ml・塩大さじ1.5・はちみつ(or砂糖)小さじ1・おろし生姜(ひとかけ分)をキャベツに混ぜる
(3)しっかりなじませて、袋の中の空気をできるだけ抜く
(4)涼しい時期は常温、夏場は冷蔵庫の野菜室に置いて、5〜7日ほどすれば完成!
おいしくて長持ちするだけでなく、食物繊維や植物性乳酸菌が摂れて健康にもよい保存食です。まとめて作っておくといいですね。
まとめ

キャベツの正しい保存についてお伝えしてきました。丸ごと・カット・千切りの状態別で、保存方法や保存期間にかなり違いがありましたね。それぞれ正しく覚えて実践すれば、キャベツを丸ごと1玉を使い切れて節約にもつながりそう。キャベツを選ぶときのポイントもしっかり把握して、続いて紹介するレシピも参考にしながらおいしいキャベツ料理を作ってくださいね♪
キャベツを使ったアイデアレシピ
キャベツたっぷりお好み焼き風お餅

【材料(1人分)】
お餅(50g) …2個
キャベツ…2枚
卵…1個
紅しょうが…好きなだけ
青のり…好きなだけ
かつお節…好きなだけ
お好みソース…好きなだけ
マヨネーズ…好きなだけ
ごま油…適量
キャベツたっぷりのお好み焼きです。生地にしているのは小麦粉ではなく、なんとお餅!両面が焼けたら最後に卵を乗せて蒸し焼きにし、お好みのトッピングをすれば完成!お正月に余ったお餅も消費できて助かりますね。冷凍した千切りキャベツで作ってもよさそう。
https://kurashinista.jp/articles/detail/54520
レンチン混ぜうどん ベーコンとキャベツ

【材料(1人分)】
冷凍うどん…1玉
めんつゆ…大さじ2
ごま油…小さじ1
キャベツ…2〜3枚
ベーコン…50g
(お好みで)粗びき黒こしょう…少々
※めんつゆの代わりに割烹白だしを使用する場合…大さじ1
カットベーコンがあれば、まな板・包丁・コンロもいらないお手軽うどんレシピです。耐熱容器にめんつゆ・ごま油・ベーコン・ちぎりキャベツを入れて、冷凍うどんを乗せてラップをかけ、電子レンジでチンするだけ!お好みで粗びき黒こしょうをかけるのもおすすめです。めんつゆがなければ白だしでも代用OK☆
https://kurashinista.jp/articles/detail/54324
冬キャベツで激ウマ!エスニックロールキャベツ鍋

【材料(4〜6人分)】
キャベツ…8〜10枚
玉ねぎ…1個
塩…小さじ1/4
ブラックペッパー…少々
卵…1個
水…200ml
トマト缶…1缶
にんにく…1片
クミン(ホール)…大さじ1
固形コンソメ…2個
煮込むと甘みがアップする、冬キャベツを使ったレシピ。じっくりコトコト煮込んだロールキャベツは、クミンとガーリックのスパイスが効いて絶品。みんなでわいわいお鍋を囲んで、会話も弾むひとときを過ごせそう♪
https://kurashinista.jp/articles/detail/53400
千切りキャベツと極薄鶏肉でしゃぶしゃぶ風鍋〜からのトマチー雑炊

【材料(2人分)】
鶏むね肉…1枚
キャベツ…5枚
人参…1本
水…600ml
創味シャンタンやわらかタイプ…大さじ1強
ご飯…1膳
トマト…1個
とろけるチーズ…ひとつかみ
黒胡椒…少々
お出汁を吸った千切りキャベツ&人参を薄くスライスした鶏胸肉で巻いていただきます。淡白なお鍋なので、最後はちょっとボリューミーなチーズ入りトマト雑炊で締めます。家にありそうな材料で作れるので「スーパーに行けなかった!」という日にもおすすめです。
https://kurashinista.jp/articles/detail/53418
まとめ/暮らしニスタ編集部
