「代表代行は、民主党のNO.2の役職です。これまでは、当選5〜6回のベテランや労働組合出身の重鎮などが就任しています。参議院で、わずか当選2回の蓮舫議員が代表代行になるのは、異例の処遇です」(民主党関係者)

22日に正式に発足した民主党の新執行部で、代表代行に就任した蓮舫議員(47)。彼女は代表選挙を前に、一時は自らの出馬を検討していた。しかし、立候補のために必要な「党所属の国会議員20人からの推薦」を集めることは難しかった。

「そこで、彼女は岡田克也候補を支持することにしました。結果、“代表選を降りてまで支持に回った”とアピールをして彼に取り入ることに成功しました。党内では『勝ち馬に乗ってうまく自分を高く売り込んだものだ』など嫉妬まじりの言葉が飛び交っています」(前出・民主党関係者)

だが、岡田新代表の抜擢人事にもかかわらず、当の蓮舫議員本人は、不満タラタラなのだという。

「幹事長や政調会長には議員の部下が付きます。しかし代表代行は代表を補佐する役目なので、部下がいません。それで蓮舫議員は『NO.2と言っても、しょせんお飾りポストじゃない!』と全然満足はしていないようですね」(別の民主党関係者)

そんな彼女に、党内からブーイングの嵐が!

「前回の衆院選では党の目玉候補とされていたのに、結局は勝ち目がないと出馬を断念。期待を裏切りました。さらに今回の“ご褒美”人事である代表代行就任でも、不満を漏らす……。蓮舫議員の言動に対して、『身の程知らずだ』『強欲すぎる』など多くの議員が怒りを口にしています」(前出・別の民主党関係者)

かつて、事業仕分けでは「2位じゃダメなんですか」の名言を残した蓮舫議員。自分は“NO.2”ではダメなんですか!?