イラン、米との協議停止 イスラエルのレバノン攻撃に抗議

(CNN)イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」に近いタスニム通信は1日、イランはレバノンにおけるイスラエルの行動に抗議し、米国との協議を停止すると報じた。
タスニム通信は「イスラエル政権によるレバノン攻撃が継続していること、またレバノンが停戦の前提条件の一つであったものの、レバノンを含めすべての戦線で停戦が破られていることを踏まえ、イランの交渉団は『仲介者を介した協議および文書のやり取り』を停止する」と伝えた。
タスニム通信によると、イランはパレスチナ自治区ガザ地区とレバノンにおけるイスラエルの戦争の即時停止と、レバノンからのイスラエル軍の完全撤退を求めており、「これらの問題に関するイランおよび抵抗勢力の立場が満たされるまでは、いかなる交渉も行われない」と付け加えた。
またタスニム通信は、イランと同地域にある親イランの武装組織が「ホルムズ海峡の完全封鎖と他の戦線の活性化」を議題に掲げていると報じた。これには紅海南端のバブルマンデブ海峡も含まれる。同海峡では、イランを後ろ盾とするイエメンの反政府武装組織フーシが、過去に航行中の船舶に対して攻撃を仕掛けている。
CNNはホワイトハウスにコメントを求めている。
これに先立ち、イスラエルのネタニヤフ首相は、ヒズボラの拠点であるベイルート南郊のダヒエ地区を攻撃するようイスラエル軍に指示した。イスラエル当局者がCNNに語ったところによると、ベイルート攻撃の計画は米国と調整されたものだったという。
