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沖縄県沖縄市で4年前、警察官の持つ警棒がバイクで走行中だった当時17歳の少年の顔に当たり、右目を失明するなどした事件で、沖縄県側と元少年側の間で、示談が成立する見通しとなりました。示談金はおよそ8800万円だということです。

この事件は、2022年1月の深夜、沖縄市の路上で、当時沖縄警察署地域課に所属していた男性警察官が、職務質問のために少年のバイクを停車させようとした際、手に持った警棒で、少年に右目失明などの大けがをさせたとされるものです。

警察官は業務上過失致傷の罪で在宅起訴され、罰金100万円の支払いを命じる地裁判決が確定しましたが、県側は公判と並行して元少年側に示談を打診しました。

去年11月、元少年側の代理人から、治療費を含むおよそ8800万円の示談金額の提示があり、県側が全面的に応じることでまとまったということです。

沖縄県は6月開会の県議会定例会に関連議案を提出し、可決されれば、正式に示談が成立します。

少年が失明した事件をめぐっては事件当日から翌日にかけて、沖縄警察署の前に警察に抗議する若者ら数百人が集まり、一部が投石するなど大きな騒動となっていました。