季節の変わり目は新しい服を手に取る機会が増え、着なかった服を手放す絶好のタイミング。今回は、20年汚部屋で暮らした経験をもつ片付け収納スペシャリスト・おさくさん(30代・3児の母)が、衣替えの際に見直すべき衣類を紹介します。当たり前のようにクローゼットに入っている服を見直すことで、すっきりと整った状態をキープできます。

衣替え前に見直しておきたいもの4つ

「服はあるのに、着たい服がない」

【写真】衣替え前に見直した服

汚部屋時代はそんな悩みを繰り返し、新しい服を買いたしてはクローゼットをパンパンにしていました。衣替えのたびに「また増えた」と思いながら、着る頻度の少ない服をそのまま押し込んで、ますます収拾のつかない状態に…。

今回は、汚部屋暮らしの経験から、衣替え前に見直しておきたい服を4つ紹介します。

●1:着心地の問題で避けていた服

最初に見直したいのが、セールなどで試着せずに“衝動買い”した服。

着まわしなどを考えずにかわいさだけで選んだものの、いざ着てみると毛先がチクチクして着心地が悪かったり、想像していたより重かったり、手もちの服に合わなかったり…。結局衝動買いした服はクローゼットの奥へしまい込むことがほとんどでした。

「ほとんど着ないまま捨てるのはもったいない」という気持ちで手放せずにいましたが、このままではクローゼットは永遠にパンパンのまま。

こういった衣類は、思いきってリサイクルショップに持ち込むのもひとつの手。捨てるのはもったいないものでも、わずかでも現金化できることで心のハードルが下がり、手放しやすくなりました。

●2:気分が上がらなくて着なかった服

流行りに乗って買ったみたものの、自分には似合わなかった服。

体型に合わず着太りして見えるオーバーサイズのスウェット。SNSでモデルが着ているのに惹(ひ)かれて買ったものの、思うように着こなせなかったロングコート。気づけばそういった服が毎シーズン、クローゼットにたまっていきました。

「服はあるのに着たい服がない」と感じていた理由は、気分が上がらない服ばかりがクローゼットを占領していたからだったんです。

少数精鋭のお気に入りだけをもつようにしたら、「着たい服がない」と悩むことが自然と減っていきました。

●3:「いつか」が来なかった服

「産後にやせたらまた着よう」と産前に来ていた服をとっておいたら、気づけば3年以上クローゼットで眠っていた…。汚部屋時代の私のクローゼットには、そんな「いつか着るかもしれない」服がたくさんありました。

片付けのタイミングで、ワンシーズン一度も着ていない服は勇気を出して処分。すると、クローゼットが見違えるようにスッキリ。

「いつか」と使いみちがはっきりしないまましまい込んでいたものを手放すことが、片付けの大きな一歩になりました。

●4:来年も着たいと思えない服

衣替え前に見直したいポイントは、「来年も同じ服を着れるかどうか」。

私の場合、「今シーズン、たくさん着た服はなんだっただろうか?」と振り返ったとき、ほんのわずかしかないことに気がつきました。

冬服をしまう前に、一着ずつ「来年の冬も、この服を着たい?」と自分に問いかけてみてください。答えがNOなら、今が手放すタイミングかもしれません。

クローゼットが片付く2つの基準

クローゼットが片付くようになったのは、衣替え前に「着なかった服」を見直すようにしたから。

「今の自分が着たいか」「来年も着たいか」

この2つを基準にするだけで、本当に着たい服だけが自然と残るようになります。

クローゼットが片付くと自分の好みも明確になり、稼働率の高いクローゼットに。

「服はあるのに着たい服がない」という悩みから抜け出したい方は、衣替えのタイミングでぜひ見直してみてください。