「いつかはやらなければ」と思いながら、つい先延ばしにしてしまいがちな実家・義実家の片付け。40代前半で義実家の片付けを始めたブロガーのやまだめがねさん(50代)は、「あのときと同じことはもうできない」と振り返ります。長年片付けと向き合って見えてきたという、早く始めることの大切さを伺いました。

40代で始めた義実家の片付け、歳を取ると余計大変に

義実家の片付けに取り組む、ブロガーのやまだめがねさん。40代の前半でスタートして大型の家具運び出しや大掛かりなものの移動を終え、今は小さなものの片付けを進めています。

【写真】もので溢れかえる義実家

「始めた当初は、終わりのことはなにも見えない、考えられない状態。とにかく早いうちから、進められるだけ進めようという気持ちでした」(めがねさん、以下同)

不要品をゴミ袋に入れ、ホコリを落とし、ぞうきんがけをし、家具を運び出す日々。

「でも、40代では無我夢中でできていた作業が、50代に入るとつらく感じるようになりました。本だって衣類だって、ひとつひとつは軽くても束ねるとなかなかの重さ。運び出そうにもえっちらおっちら、ゆっくりでしか進められずひと苦労です。私たち夫婦も、義両親も、確実に歳を取ったのだと最近は改めて痛感しています」

50代になると、筋肉痛がしばらく治らない

50代の今は、片付けをしていると数時間で腰に限界が。帰り道には腰が痛くなり、全身は筋肉痛でしばらく治らないそうです。

さらに夏場、真冬の作業はかなりつらい、とめがねさん。

「普通に過ごしているだけでも暑い・寒いのに、体を動かして作業するのは大変です。義両親は実作業の戦力としてカウントはできないし、私たち夫婦だって立派な中年。体力を温存しながら、倒れないように、バテないように、夫婦間では“絶対ムリしない”を合言葉に進めていました」

片付けをする季節は暑くない・寒くない月が最適。賃貸を退去して解約する、戸建てを解体するなどの日程を調整できるなら、そこから逆算して無理のないスケジュールを立てるのが安心です。

片付けは早ければ早いほどいい

片付けの山場は40代のうちに乗り越えていためがねさんは、「大変だったけれど、がんばってよかった」と振り返ります。

長時間の片付けや作業がしんどくなり、今は「ちょっとだけ網戸をふく」「座って書類整理」「入浴ついでに浴室掃除」など、適度に休憩し、気分転換の作業を挟みながらのんびりペースで進めています。

「50代の今、一から片付けしなければならないとしたら、ゾッとします。あれは40代だからできたこと。同じようにはやれません。片付けは早ければ早いほどいい。空になった部屋を見て、何度も胸をなでおろしています」

早くから実家や義実家の片付けを進めるためには、住人の協力も必要です。両親や義両親がある程度の年齢になったら大きな家具は増やさない、必要のないものは捨てるなど、一度話し合ってみてはいかがでしょうか。