「中学校2年生から高校1年生までのはっきりした記憶がない」

【漫画】本編をイッキ読みする

そう語ったのは、書評ライターや連句人として俳句や文芸情報をX(旧Twitter)で発信している高松霞さん(@kasumi_tkmt)。

家族の不幸に無意識に追い詰められていた日々と、それにより発覚した躁うつ病との日々を綴ってもらい、その心情にぴったりな俳句とともにコミカライズ。

作画は、自らのことを「霊感のようなものがある人間」と紹介する漫画家・桜田洋さん(@sakurada_you)が担当。その柔らかで心に染み入る絵のタッチと、鮮やかな色づかいが魅力だ。

今回は、トークイベントに登壇したはいいものの、前日に「あること」をしてしまったがために、腕がぶんぶん震えて一言も話せなかったという恐ろしい嘘みたいな体験談を漫画化してもらった。当人だと想像しただけで恐怖に足が震えてしまいそうな話だった。

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――ひとりで完結する俳句や短歌ではなく、ほかの人と共同で作っていく連句をするようになった理由やその難しさなどを教えてください。

高松霞さん(以下、高松):もともと10代のころから短歌をやっていたのですが、東日本大震災を目の当たりにして書けなくなってしまって。それでも文芸と繋がっていたくて方法を探したところ、連句に辿り着きました。ひとりではできなくても、誰かと一緒ならできると思ったんです。

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――1句目「桐の花ねむれば届く高さとも」という俳句を選んだ理由や、この俳句の魅力について語ってください。

高松:桐の花は神聖なイメージがありますよね。まずそれがあって、「ねむれば届く高さ」と状況を提案される。眠りに誘ってくれるような、守ってくれるような句です。

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――高松さんにとっての適切な睡眠時間は8時間前後とのことでした。これは試行錯誤の上で辿り着いた時間なのでしょうか?また何時ごろに眠って何時ごろ起きる、といった具体的な就寝&起床時刻も気にしていますか?

高松:この原稿を書いて8時間は寝過ぎだなあと思って、最近は6時間くらいにできないか練習しています。就寝時間は24時から25時くらいと決めていて。お風呂に入らなきゃなあとぐずぐずしていても、「掟があるから!」と立ち上がれるようになりました。

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――最近、徹夜してしまったことがあればここだけの秘密にしますので教えてください。

高松:してないです!本当に、してないです!薬を飲んでもなかなか寝つけないときもあるんですが、頓服を飲んでテンションを調整しています。

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――徹夜をして臨んだトークイベントで、マイクを持つ手がぶんぶん震えて止まらなかったときを想像すると、自分事のようにゾッとしました。イベントが終わった瞬間、どのような感情を持ちましたか?

高松:覚えていないんですよ。もはやトークイベントの日の記憶がまるまる薄れていて。そもそも私は都合が悪いことはすぐ忘れるんです。

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――2句目「はつ雪や紙をさはつたまま眠る」という俳句を選んだ理由や、この俳句の魅力について語ってください。

高松:とても綺麗な句ですよね。「はつ雪」「紙」という白っぽいイメージの中で、だんだんと眠りに入っていく。眠りに呼ばれるようだった「桐の花」と比較すると、こちらは自力で眠るような感じがします。