新しい家に住み始めたときは満足していた設備。暮らしていくうちに「もう必要ないかな…」と感じることも。長く住めば、それだけライフステージもライフスタイルも変わります。30代で家を購入したときは浴室にこだわり、機能性や見た目を重視した日刊Sumaiライター。築15年たち、浴室をそろそろリフォームしたいと考えた結果、とにかくラクを求めたくなりました。「50代になった今だから、必要ない」と感じる浴室の設備について振り返ります。

大きすぎる浴室用ミラーは、水アカのケアが負担

筆者宅のバスルームにある、もともとの仕様で備えつけられていた浴室用ミラー。壁の端から端まであるため、サイズが横200✕縦50?ととても大きいです。モデルルームで見学したときはバスルームが広々として見え、高級感があっていいなと思いました。

ところが実際に暮らしてからは、鏡が大きいのでお手入れがとても大変。油断するとあっという間に水アカだらけになってしまいます。浴槽の前にも鏡があるので、浴槽に入ってふき掃除をしないと手が届きません。30代の頃はこまめにお手入れしていましたが、50代になり鏡をすべてきれいにするだけの労力を割くのがおっくうに。そのせいで水アカがこびりついてしまい、水アカとりに苦労しています。

リフォームするときがきたら、浴室用ミラーは気軽にふき掃除ができる小さめのサイズにするつもりです。

 

おしゃれなガラスの浴室ドアも、子どもが成長すると…

マンション購入時にオプションで選べた強化ガラスの浴室ドア。高級ホテルのような見栄えで気に入り、とりつけてもらうことにしました。

当初はホテル感覚を味わえて満足していましたが、浴室用ミラーと同様、お手入れが大変です。ガラスに水アカがこびりつくようになり、きれいにするためにはかなりの体力と時間が必要。ピカピカな状態を保つのをあきらめてしまいました。

さらに、ガラス張りということは洗面所から浴室内がまる見え状態。子どもが成長してひとりでお風呂に入るようになると、洗面所に入るのを嫌がられ、入浴中は洗面所が気軽に使えません。

次回のリフォームでは、お手入れしやすく中が見えないドアを選択しようと思います。

光熱費と水道代の負担になる、大きな浴槽

マンションの部屋タイプの仕様で、わが家の浴槽はやや大きめのサイズです。「この大きさならひとりでゆったりと湯船につかれるね」と家族で話していて、それ以外のことは気にしていませんでした。脚を思いきり伸ばしてお風呂に入れるので、その点は満足しています。

ですが、浴槽が大きい分だけお湯の量が必要ですから、光熱費と水道料金がかかります。1か月単位ではたいしたことはないと感じても、年単位で計算するとやはり大きな出費です。そこは覚悟していたものの、老後の生活コストを考えると、リフォームするときは浴槽のサイズをひと回り小さくしてもいいかなと感じています。

 

年齢とともに設備も変化させる

今のマンションに暮らし始めて15年。そろそろリフォームも視野に入れる時期になりました。長く暮らしてみて感じるのは、50代になると見た目にこだわるよりもお手入れがラクな方が暮らしやすいということ。

どんなに高級感のあるものを設置しても、お手入れを怠ればだらしなく見えるだけ。それならば掃除が苦にならない程度の設備で、きれいな状態を保てる方がいいのではないかと思っています。

見た目も大事ですが、年齢とともに暮らしぶりは変化していきます。リフォームするときは、手間や生活コストもしっかり考えてお願いするつもりです。