日本人シーズン最多タイとなる31号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

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大谷翔平が放った31号本塁打に米メディアが続々と反応

エンゼルス 6ー5 オリオールズ(5日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地のオリオールズ戦で日本人最多タイの31号本塁打を放った。「2番・指名打者」で先発出場すると、3回の第2打席で特大のアーチ。オールスター戦前に2004年に松井秀喜(ヤンキース)が記録した日本人シーズン最多31本塁打に並んだ。

 松井秀に並ぶ一撃は3回1死に生まれた。右腕エシェルマンが投じた2ボール2ストライクからのスライダー。内角低めの決して簡単な球ではなかったが、見事にすくい上げると、打球は中堅スタンド奥深くへと突き刺さる驚愕の140メートル特大弾となった。

 本塁打王争いで2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.に4本差をつけ、独走態勢とする一発。直近7試合で7発目と驚異的なペースで本塁打を量産している。この一発には米メディアも仰天。米テレビ局「FOXスポーツ」のツイッターは「この男は止められない!」と驚愕。ミシガン州の放送局「FOX17」のレポーターのアーロン・バーセギアン氏はツイッターで「オオタニはステロイドなしで62本以上のホームランを打つ最初の人になるだろう。これはアメージングだ」と綴った。

 また、米メディア「スポーティング・ニュース」のMLB担当記者ジェーソン・フォスター記者は「オオタニのこと、ちゃんとガンマ線でチェックしたのか?」と表現。ウエスト・バージニア州の放送局「WBOY12・ニュース」のスポーツレポーターを務めるライアン・デッカー氏は「彼は人間じゃない! ショウヘイ・オオタニがオールスター前に31号ホームラン」と伝えた。(Full-Count編集部)