日本より森林カバー率がはるかに低いのに、中国が森林分野で評価されるのはなぜ?
記事は、日本が森林保護を重視している国で、森林カバー率が64%と高いことがしばしば話題になるとする一方、日本の国土面積は非常に小さいために「仮に日本の国土が全部森林だったとしても、世界的に見れば微々たるものなのだ」と伝えた。
そして、森林保護への取り組みを評価する場合には単に森林カバー率を見るのではなく、その変化に注目する必要があると指摘。ブラジルなどの熱帯諸国は大規模な森林伐採を行っており、そのペースが人工的な植林をはるかに上回るため、森林カバー率が徐々に低下していると伝えた。
一方で、中国の人工造林の成果は世界に誇れるレベルであり、米航空宇宙局(NASA)も「世界の森林増加の4分の1は中国によるもの」とのデータを示したと紹介。改善した砂漠地帯、保護した草原などは1000万ヘクタールあまりに達しており、特に内モンゴルを中心とした三大砂漠化地帯に緑を蘇らせたことにより、黄砂が巻き上がる日数が大幅に減少したとしている。
さらに、沿海地域や長江沿岸地域の防護林、耕地の森林再生、速生林など国を挙げた林業プロジェクトにより、中国の森林カバー率は上昇しつつあると説明。「この点において、わが国は世界で一番であり、われわれは誇らしく思うべきなのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
