Googleマップで過去の街へ時間旅行! ストリートビューで豊洲やスカイツリーができる前の風景を見る方法
Googleマップの「ストリートビュー」は、現地の様子をパノラマ写真で見れる機能。自宅にいながら手軽にお出かけ気分を味わえるとあって人気のコンテンツだ。
しかし街の景色は再開発などによって目まぐるしく変化している。
ストリートビューでの現在の景色を見て、以前とは変わってしまった街の表情に驚くことも多い。
そして
「この場所って、昔はどうだったっけ?」
と思う人も少なくないはずだ。
実はストリートビューでは、過去に撮影されたことのある場所なら、その時点までさかのぼって写真を見ることができる。
つまり少し前の風景を見る、そんなちょっとした時間旅行が楽しめるのだ。
今回はストリートビューで昔懐かしい風景を見る方法をご紹介しよう。
■ストリートビューで過去の写真を表示する方法
それでは、さっそくストリートビューで過去の風景を見る手順をご紹介しよう。
1.Googleマップで目的地のストリートビューを表示
Googleマップ(https://www.google.co.jp/maps/)にアクセスし、目的地の地図を表示する。その後、ストリートビューで見たい場所にペグマン(人型のアイコン)をドロップする。
ここでは、例として東京・銀座の複合商業施設「銀座SIX」の地を表示する。
2.左上の「ストリートビュー」をクリック
ストリートビューの画面に切り替わる。その場所で過去にも撮影が行われている場合は、左上の「ストリートビュー」に時計のアイコンが表示されているので、それをクリックしよう。
3.スライダーを表示したい時点に動かす
下にあるスライダーを見たい年代まで動かそう。その時点の風景に変わったら、表示されているサムネイル画像をクリックする。なお、表示可能な年代は場所によって異なる。
4.指定した年代の画像に切り替わる
このように、ストリートビューが指定した年代(ここでは2013年)の画像に切り替わった。ちなみに、銀座SIXは2017年開業なので、2013年にはまだ松坂屋銀座店があったことがわかる。
■昔はどうだった? あの場所のかつての姿をチェック!
参考までに、今回ご紹介した機能を使って著名スポットの過去を訪ねてみた。
●Ginza Sony Park
東京・銀座の数寄屋橋交差点近くにある多目的公園の「Ginza Sony Park」。ストリートビューで、2014年にさかのぼってみると……
そう、ここはかつてソニービルがあった場所だ。ある意味で銀座の名物だったソニービルだが、それも今は昔。ただし、現在は公園となっているこの地も、2020年の秋には新ソニービルの建設が始まる予定だ。
●東京スカイツリー
東京都墨田区押上にそびえる東京スカイツリー。ストリートビューで2009年までさかのぼってみると……
なんと建設工事の真っ只中。こういう過去の建設途中の構造物が見れるのもストリートビューの面白いところだ。
●豊洲市場
すったもんだの末に2018年に築地から移転した豊洲市場。市場ができる前はいったい何があったか気になるところ。ストリートビューで2013年にさかのぼってみると……
2013年の時点では本格的な工事すら始まっていない様子。ひたすらだだっ広い敷地があるだけだ。周囲にも何もなく、ここが移転先になったのも納得だ。
10年ひと昔とは言うが、街の姿は10年どころか、わずか数年でも変化してしまうことがある。本来であれば過ぎ去った風景には二度と出会えないが、ストリートビューを使うことでバーチャル体験が可能となる。
都心の目まぐるしい変化を楽しむのもよし、その昔住んでいた場所を懐かしむのもよし。ストリートビューで、気になる場所の過去をめぐって、思い出に浸ってみてはいかがだろうか。
執筆:しぶちん(ITライター)
しかし街の景色は再開発などによって目まぐるしく変化している。
ストリートビューでの現在の景色を見て、以前とは変わってしまった街の表情に驚くことも多い。
そして
「この場所って、昔はどうだったっけ?」
と思う人も少なくないはずだ。
実はストリートビューでは、過去に撮影されたことのある場所なら、その時点までさかのぼって写真を見ることができる。
つまり少し前の風景を見る、そんなちょっとした時間旅行が楽しめるのだ。
今回はストリートビューで昔懐かしい風景を見る方法をご紹介しよう。
■ストリートビューで過去の写真を表示する方法
それでは、さっそくストリートビューで過去の風景を見る手順をご紹介しよう。
1.Googleマップで目的地のストリートビューを表示
Googleマップ(https://www.google.co.jp/maps/)にアクセスし、目的地の地図を表示する。その後、ストリートビューで見たい場所にペグマン(人型のアイコン)をドロップする。
ここでは、例として東京・銀座の複合商業施設「銀座SIX」の地を表示する。
2.左上の「ストリートビュー」をクリック
ストリートビューの画面に切り替わる。その場所で過去にも撮影が行われている場合は、左上の「ストリートビュー」に時計のアイコンが表示されているので、それをクリックしよう。
3.スライダーを表示したい時点に動かす
下にあるスライダーを見たい年代まで動かそう。その時点の風景に変わったら、表示されているサムネイル画像をクリックする。なお、表示可能な年代は場所によって異なる。
4.指定した年代の画像に切り替わる
このように、ストリートビューが指定した年代(ここでは2013年)の画像に切り替わった。ちなみに、銀座SIXは2017年開業なので、2013年にはまだ松坂屋銀座店があったことがわかる。
■昔はどうだった? あの場所のかつての姿をチェック!
参考までに、今回ご紹介した機能を使って著名スポットの過去を訪ねてみた。
●Ginza Sony Park
東京・銀座の数寄屋橋交差点近くにある多目的公園の「Ginza Sony Park」。ストリートビューで、2014年にさかのぼってみると……
そう、ここはかつてソニービルがあった場所だ。ある意味で銀座の名物だったソニービルだが、それも今は昔。ただし、現在は公園となっているこの地も、2020年の秋には新ソニービルの建設が始まる予定だ。
●東京スカイツリー
東京都墨田区押上にそびえる東京スカイツリー。ストリートビューで2009年までさかのぼってみると……
なんと建設工事の真っ只中。こういう過去の建設途中の構造物が見れるのもストリートビューの面白いところだ。
●豊洲市場
すったもんだの末に2018年に築地から移転した豊洲市場。市場ができる前はいったい何があったか気になるところ。ストリートビューで2013年にさかのぼってみると……
2013年の時点では本格的な工事すら始まっていない様子。ひたすらだだっ広い敷地があるだけだ。周囲にも何もなく、ここが移転先になったのも納得だ。
10年ひと昔とは言うが、街の姿は10年どころか、わずか数年でも変化してしまうことがある。本来であれば過ぎ去った風景には二度と出会えないが、ストリートビューを使うことでバーチャル体験が可能となる。
都心の目まぐるしい変化を楽しむのもよし、その昔住んでいた場所を懐かしむのもよし。ストリートビューで、気になる場所の過去をめぐって、思い出に浸ってみてはいかがだろうか。
執筆:しぶちん(ITライター)