渋谷のハンバーグ名店、おいしさの秘密は祖母の手料理にあった
渋谷に創業して38年。ハンバーグステーキの有名店として、いつも大勢の客で賑わうゴールドラッシュ。もともとTVの収録スタジオに店を構えていたということもあり、芸能人の常連客も多い。
【写真を見る】ウッディーな店内は、古きよきアメリカを思わせる。オーナー夫妻の手によるインテリアだ
都内に4店舗あり、よくフランチャイズ店に間違えられるそうだが、オーナーの結城アイリーンさんが取り仕切るファミリー経営の店である。
■ 料理上手な祖母が作ってくれた“思い出の味”を再現
オーナーのアイリーンさんは、アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれたハーフ。父方の祖母は、ギリシャ系アメリカ人で、とても料理が上手だったという。
「主人とふたりでこの店をはじめたのですが、ハンバーグのレシピを確立するのはなかなか大変でした。祖母がよく作ってくれたギリシャのミートボールのような料理があって、記憶の中でおいしかったその料理を再現しながら、日本人の口に合うハンバーグに仕上げていったんです。試行錯誤して、納得するレシピになったのはオープンの3日前だったんですよ(笑)」(アイリーンさん、以下同)。
■ おいしさの秘密は、牛肉100%と10種類のスパイス
ゴールドラッシュのハンバーグは、ぎゅっと引き締まって重量感がある。噛み締めるごとに味わい深く、スパイスの香りが口のなかで弾ける。
「ハンバーグの種は、オーストラリア産牛肉100%。タマネギなどのつなぎはないので、食べごたえがあります。厳選したナツメグ、オレガノ、タイムなど、10種類のスパイスを効かせているので、大人っぽい味わいですね。でもお子さんでもペロッと召し上がってくれるんですよ」。
アイリーンさんの思い出の味がベースになったゴールドラッシュのハンバーグ。多くのリピーターを惹き付けるその味わいを、確かめに行こう。
(東京ウォーカー・取材・文=山野井春絵、撮影=瀬戸口善十郎)

