「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」略して“ハピクロ”。ももいろクローバーZが贈る、“教養エンターテインメント・プログラム”です。毎週、様々なジャンルのプロフェッショナルな先生たちが登場して、「○○学」と題した、聴けばつい誰かに話したくなるアカデミーを開講中です。

2016年8月21日(日)は、「夢を描く、プラネタリウム学」のハピクロ・アカデミーを開講。

先生は、プラネタリウム・クリエイターの大平貴之さん。

最新技術を持ったプラネタリウムや、プラネタリウムの楽しみ方、デートに最適なプラネタリウムなど、クイズを織り交ぜながら紹介してくれました。

(ももいろクローバーZがパーソナリティをつとめるTOKYO FM「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」2016年8月21日放送より)

──”進化するプラネタリウム!”

あーりん:夜空って変わっていくんですか? 新しいプラネタリウムは何が変わるんですか?

大平先生:例えば、本物の空って肉眼では数千個しか星が見えないんですけど、実際に夜空で観測できる星って何千億個なんですよ。

それをどこまで近付けるかで、もっとリアルになっていったり、星の色を緻密に表現したり……。

あとは、本当の空では起こらないことをプラネタリウムでやりますね。

あーりん:お〜〜!



大平先生:いま、市川のほうでプラネタリウムやっていますけど。他の惑星に降り立って月の上で日食を見たりとか、木星の衛星の上で火山の噴火を見ながら星空を見るとか、そういう演出ができる機能をつけたり、体験できることの幅が広がっているんですね。

清野:我々が子供の頃に見ていたプラネタリウムとは違うんですね。

大平先生:全然違うといってもいいと思います。昔ながらのプラネタリウムもまだありますし、どっちもいいところがあるんですよね。

あーりん:既にプラネタリウムに行きたくなってきたんだけど!(笑)

ももか:ね〜〜(笑)。

──”プラネタリウムの違い!”

清野:先生からクイズを出題して頂きます、先生、お願いします。

大平先生:プラネタリウムに行ったときに、”ここを観ると違いがわかる!”というポイントはどこでしょうか?

あーりん:プラネタリウムの会場の大きさ! 私はアリーナくらい大きいところで観てみたいなと思ったので、そういう違いが楽しめたら、もっと楽しいのかなと思いました。

ももか:私は会場の形。ドーム状以外の場所でも、アーティストの方がライブでコラボレーションするという事は、いろんな形の会場でできるのかなと思ったときに、見え方が違うのかなと思いました。



あーりん:2人とも会場の話だったね(笑)。

清野:では先生、答えをお願いします!

大平先生:2人の答えで、いいんじゃないかと思いました(笑)。一応、言いますと「星の輝き、奥行きを見ること」なんですけど。いま、普通のプラネタリウムは世界最大のものでも直径35メートルなんですよ。

僕がいま開発しているのは、直径1キロ、星を映すことができるんですね。

あーりん:すご〜い!

大平先生:このあいだ、直径が300メートル弱のところで映してみて上手くいったんです。

「アリーナみたいなところで観たい」と聞いたときに、”キター!”って思いましたね(笑)。

あーりん:みんなで寝そべって観たりしたら、すごい楽しそう!

大平先生:それだけ大きくなると、スケール感が違うじゃないですか。

部屋の中で座席を並べて見るんじゃなくて、広大な空間の中でコンサートもできるし、テーマパーク規模のものができたらいいなと思って、実際にやっているんですよ。

──”プラネタリウムの通な楽しみ方!”

清野:最新プラネタリウムの”ここがすごい!”というポイントを、先生から紹介していただきます。



大平先生:プラネタリウムと言うと、地上の星空を表現するものだったんですけど。今はいろんな演出ができるようになっているんです。

宇宙に出かけて、例えば火星から地球を見上げたりとか、あるいは、もっとはるか彼方まで行ったり……。

海の中に潜ってマンタを見上げてみたり、ダイバーみたいな感覚を味わったり……プラネタリウムとVRの垣根が曖昧になってきていますね。

あーりん:体験型アトラクションみたいだね(笑)。

大平先生:あとは、大人向けのデートスポットにも最適ですね。

都内には、デートスポットに合う雰囲気作りまでやっていたり、有名なアーティストとコラボレーションをしたり、ロマンチックな気分になれるものも増えています。

ももか:うんうん!

大平先生:夜遅くまで営業するようになって、一部の民営の施設はある程度、夜営業しているので。

お仕事帰りとか、大人の方がデートで行きやすくなっていますね。一部では、プラネタリウムBARと言って、星空を見ながらお酒を飲めるようなところもあるんですよ。



あーりん:素敵〜!

大平先生:500万個の星を見上げながら、カクテルを傾けるみたいな(笑)。

ももか:カクテルの名前とかも、そういうのにしてみたいよね!(笑)

大平先生:プラネタリウムは、普通は飲食禁止で、お喋りもしちゃいけないとかなんですけど、そういうのがないので。

好きなだけいて、星空を語りながら、時々店のオーナーが星座の解説をしてくれたり。

清野:進化してますね〜!

あーりん:プラネタリウムに1人で行くのもかっこいいね!

ももか:この歳になってみて、1人で行くっていうのも大人だよね。その世界に入り込めそう。

大平先生:いろんなことを考えたりできるので、大人1人で行くのは通な楽しみ方だと思いますよ。

ももか:「1人プラネタリウム」やってみようかな(笑)。



──”世界一大きなプラネタリウム!”

清野:先生から、もう1問クイズを出題していただきましょう。

大平先生:世界一大きなプラネタリウムはどこにあるでしょうか?

ももか:日本の中で1番大きいのは北海道なので、シンプルに北海道!

あーりん:名古屋! さっき、名古屋のプラネタリウムの話が出てきたので、そこにかけてみたいと思います!(笑)



清野:それでは先生から、正解をお願いします。

大平先生:名古屋です!

あーりん:やったー!

大平先生:名古屋市科学館というプラネタリウムがあって、そこのドームが直径35メートルあります。

世界最大でもあって、日本のプラネタリウムの中でも一番人気のあるプラネタリウムなんです。

ドームが大きくて、解説員が生で説明してくれる昔ながらの形式を保っているんです。

あーりん:何人くらい入れるんですか?

大平先生:大きさの割には、座席の数はそうでもないんですよ。正確な数字ではないんですけど、300くらいだったと思います。

座席と座席の感覚をゆったり空けていて、しかも、左右にある程度回るようになっているので、好きな方向を向けるので、ものすごく贅沢なんです。

あーりん:プラネタリウムの発祥はどこなんですか?

大平先生:もともとはドイツなんです。1920年代にドームに星を映すというアイデアが発明されて、昔はドイツでしか作れなかったんですよ。

第二次世界大戦が終わって、日本も技術が進んできて、ドイツのプラネタリウムは値段がすごく高いので”日本で作れないか”ということで、2つの大きな会社が国産化に成功しました。

だんだん性能が上がってきて、今はドイツ製を凌ぐ勢いです。

あーりん:お〜〜! すご〜〜い!

清野:これからのプラネタリウムは、どのように進化していくのでしょうか?

大平先生:いろんな方向に広がっていくと思います。星の数だとか、1つの尺度ではなくて、迫力のある映像が解像度が上がるとか。最近流行りのVRとか、ああいう形のドームを使わないものに変わっていく可能性もありますね。

今まで、プラネタリウムと呼ばなかった場所に、さりげなくプラネタリウムが入っていたり。家庭用もそうですし、超大規模空間で星空を出せたり。

いろんなシチュエーションで星空を見せていく、星の説明を聞くというだけじゃなくて、体験できるようになっていくのかなと思います。

清野:「夢を描く、プラネタリウム学」はここまで!

佐々木さん、有安さん、いかがでしたか?

あーりん:すごく、心が広くなった感じがする(笑)。



ももか:プラネタリウムって、自由研究とかやっていた時代の小さい頃にしか行ったことがなくて、そこで止まっていたから。こういった話を聞いていると、また行ってみたいなって思うよね。

あーりん:いま、すごく名古屋に行きたいですもん(笑)

清野:今日の先生はプラネタリウムクリエーターの大平貴之先生でした!

あーりん・ももか:先生、今日は本当にありがとうございました!



〈番組概要〉

番組名:「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット

放送日時:毎週日曜 16:00〜16:55

パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹

番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/clover/